2005 Fiscal Year Annual Research Report
茶の湯と座の文芸の本質の研究-『茶譜』を軸とする知的体系の継承と人的ネットワーク
Project/Area Number |
16520114
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
藏中 しのぶ 大東文化大学, 外国語学部, 教授 (40215041)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福田 俊昭 大東文化大学, 東洋研究所, 教授 (10054842)
山口 謡司 大東文化大学, 文学部, 助教授 (00286915)
相田 満 国文学研究資料館, 助手 (00249921)
野口 恵子 日本大学, 法学部, 講師 (50318333)
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Keywords | 茶 / 文学 / 連歌 / 類書 / 日中比較 / 日本文化 / ネットワーク / 芸能 |
Research Abstract |
(1)8月1日、京都・茶室見学。大徳寺・銀閣寺・建仁寺。 (2)8月2日、「ヨーロッパ日本研究協会(EAJS)ウイーン大会(日 EU 交流年認定イベント)」において、山口謡司・CHANTAL WEBERが研究発表をおこなった。 (3)9月5日、「日 EU 交流年認定イベント」として、チェコ・カレル大学において、International Workshop「茶の湯と座の文芸」、チェコ裏千家支部の協力のもとチェコ日友好協会において「茶会」をおこなった。 □International Workshop「茶の湯と座の文芸」(於チェコ・カレル大学) 14:00-15:00基調講演「茶の湯と日本文化」日本・野村美術館 谷晃 15:00-17:00研究発表会 ○茶の湯における社会的ネットワーク GERMANY・Cologne大学 CHANTAL WEBER ○茶掛の料紙 GERMANY・Heidelberg大学(院) 陳碧華 ○宣教師と茶の湯 SWEDEN・Goteborg大学(院) THOMAS ECKHOLM ○茶の湯と座の文芸 日本・大東文化大学 蔵中しのぶ ○閉会の辞 チェコ・カレル大学 ZDENKA.SVARCOVA □17:00-茶会・茶道点前 チェコ・裏千家支部長 ROBERT JANOVSKY □18:00-懇親会 (3)月一回研究協議を行い、『茶譜』巻1の本文校訂・注釈を完成させた。巻2以下、続行中。 □4月3日「金森宗和の茶の湯と露地」「遠州流の茶の湯と露地」、□5月8日「茶道におけるコミュニケーション・ネットワーク」「路地松葉小石塵穴事」□6月25日「織部流外腰掛寸法」、□7月23・24日「雪隠」「塵箸小鋤蕨箒之図」「遠州流雪隠寸法」「利休流雪隠寸法」、□9月23日「織部流内雪隠小鋤箒事」「織部流外露地畳石飛石事」、□10月29日「腰掛置物事」、□11月23日「茶譜目録」「路地松葉小石塵穴事」、□12月18日「内雪隠の戸」、□1月15日「腰掛置物事」、□2月25日「古田織部流内腰掛寸法」、□3月26日「腰掛置物事」。 (4)3月17日、講演「中世芸能の中の連歌」帝塚山学院大学名誉教授鶴崎裕雄氏より、研究指導をうける。
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