2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16520187
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
関根 勝 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (70063782)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関根 勝 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (70063782)
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Keywords | 西洋古典 / 喜劇 / 狂言 / シェークスピア / コメディ・フランセーズ |
Research Abstract |
昨年度(2006年4月-2007年3月)の研究実績 この研究も3年目に入り、演劇実験の結果をまとめるとともに、それを発表することに勤めた。さらに、今年(2007年)イタリア文化会館主催のPrimavera Italianaに参加するため、6月の喜劇の祭典:狂言とコンメディア・デル・アルテの公演ツアーを企画した。この公演において上演される新作翻案狂言『いたち』を書き上げ、今年2月から3月にかけてローマに行き、出演者の二人、サルバトーレ・マッラとルーカ・モレッティに対して演出。演技指導を行ってきた。この舞台は大蔵流狂言師善竹十郎氏親子との共演、で仕上げの稽古は6月にこの二人が東京に来てから行われる。この演出は私がやる。 研究成果の最終・総合的発表としては『2007年国際フォーラム:狂言とコンメディア・デル・アルテ』を立ち上げ、その実行委員長となった。フォーラムの準備段階として今年の国際学会に向けて、昨年9が30日に予備学会を開き、この学会でこれまでの研究を報告と言う形で発表した。今年の国際フォーラムには、国際学会学会、上記の公演ツアー、ワークショップ、世界の学者の論文を集めた本の出版などが含まれる。 さらに、これまでの研究を纏め上げるために、日本と外国との文化融合と言う視点から、『狂言とコンメディア・デル・アルテ--文化融合の試み』という本を書き上げ、昨年10月、学術振興会出版助成費を申請した。
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