2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16520285
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
前田 直子 学習院大学, 文学部, 助教授 (30251490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大西 拓一郎 独立行政法人国立国語研究所, 主任研究員 (30213797)
三井 はるみ 独立行政法人国立国語研究所, 主任研究員 (50219672)
吉田 雅子 独立行政法人国立国語研究所, 研究補佐員 (50399490)
小西 いずみ 東京都立大学, 人文学部, 助手 (60315736)
山田 敏弘 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (90298315)
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Keywords | 条件表現 / 条件 / 原因・理由 / 方言文献 |
Research Abstract |
今年度は各自の調査・研究を中心に、9月および1月の2回の全体会議を行い、次のような研究を行った。なお、今年度は、研究代表者・分担者7名に加えて、次の3名の研究協力者が参加した。 研究協力者:竹田晃子(盛岡大学非常勤講師)、舩木礼子(京都光華女子大学非常勤講師)、高木千恵(神戸松蔭女子学院大学非常勤講師) (1)研究代表者(前田直子)を中心に、標準語における条件表現(原因理由表現)の枠組みを検討し、まとめた。さらに、昨年度作成した条件表現の調査項目に基づき、全国の要地における条件表現の調査を更に各自で行い、9月の全体会議において報告した。その結果を受けて、調査項目の検討を行い、必要な箇所につき、追加調査を行った。本年度の活動全体の報告を1月に行い、来年度の成果刊行に必要な作業を確認した。 (2)調査地域およびその担当者は、秋田方言(日高水穂)、山梨方言(吉田雅子)、岐阜方言(山田敏弘)、山形方言(三井はるみ)、広島・山口(舩木礼子)である。 (3)昨年度に引き続き、既存の方言資料の記述に基づく条件表現データベースの作成を引き続き行った(担当は大西拓一郎・小西いずみ・竹田晃子・高木千恵)。国立国語研究所所蔵の方言文献を中心に、以下の文献より原因・理由表現の記述内容の確認作業を行った。『野辺地方言集』『青森県方言訛語』『秋田方言』『九戸郡志』『米沢方言辞典』『山形県方言辞典』『御国通詞』『米沢言音考』『青森県五戸語彙』『青森県方言集』『北海道方言集』。 以上
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Research Products
(1 results)