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2005 Fiscal Year Annual Research Report

日本語母語話者と非母語話者の語りの談話における「話段」についての研究

Research Project

Project/Area Number 16520311
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

渡辺 文生  山形大学, 人文学部, 助教授 (00212324)

Keywords談話分析 / 話しことば / 話段 / 母語話者 / 非母語話者 / ジェスチャー / イントネーション単位
Research Abstract

本研究の目的は,日本語母語話者や非母語話者がストーリーを持った内容を日本語で語るときに,ストーリーの中のエピソードや場面など内容的な談話のまとまりを表す「話段」がどのような手段によって示されているかを明らかにすることである。書きことばにおける「段落」に当たるような内容のまとまりが,話しことばにおいてはどのような形で表されているのか,言語表現,イントネーションやポーズなどの音声的な特徴,身振りや視線などの非言語行動などの観点から分析を行っていく。
《平成17年度の研究実績》
1.談話データのデータベース作成
日本語母語話者による談話データと非母語話者による談話データのデータベース作成のために,談話データの文字化を行い,イントネーションやポーズに関する情報も記述した。
2.話段区切り調査
録画・録音された談話をインフォーマントに見せて,どこに内容のまとまりの区切りがあるかを尋ねる調査を5回,約170人を対象に行った。
3.研究発表
談話の内容的なまとまりと関連の深い助詞「は」の使われ方について,また,くりかえしと談話のまとまりとの関連について談話データを分析し,その成果を論文や学会での口頭発表として公表した。

  • Research Products

    (4 results)

All 2006 2005

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] 日本語の談話におけるくりかえしとジェスチャーについて2006

    • Author(s)
      渡辺 文生
    • Journal Title

      Conference handbook : 5^<th> ICPLJ

      Pages: 102-103

  • [Journal Article] 語りの談話を構成する出来事間の結びつきについて2005

    • Author(s)
      渡辺 文生
    • Journal Title

      The 13^<th> Princeton Japanese Pedagogy Forum Proceedings

      Pages: 85-99

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 語りの談話における「は」とトピックの有生性について2005

    • Author(s)
      渡辺 文生
    • Journal Title

      言語科学会第7回年次国際大会ハンドブック

      Pages: 153-156

  • [Journal Article] 日本語の語りの談話における指示表現のあいまいさと分かりやすさについて2005

    • Author(s)
      渡辺 文生
    • Journal Title

      言語学と日本語教育IV(くろしお出版)

      Pages: 125-136

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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