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2005 Fiscal Year Annual Research Report

二言語話者による日本語習得の実態に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16520316
Research InstitutionTokyo University of Foreign Studies

Principal Investigator

土屋 順一  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 助教授 (10262213)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土屋 千尋  愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (00242389)
Keywords誤用分析 / キーボード入力 / 日本語学習歴 / 作文 / CAI / 訂正 / ビリーフ / 二言語話者
Research Abstract

アンケートの質問にこたえる形式で、日本語を母語としない学生に実際に日本語を自由作文、キーボード入力させ、その過程(起動中のパソコンの画面)をDVDに録画した。DVDを再生して、入力訂正ごとに1データとしてデータベース化した。さらに日本語学習に関するビリーフを調査するために、面接をし、録音したMDを再生してテキスト化した。入力訂正の傾向と日本語学習に関するビリーフの相関をしらべるための基礎データを集積中である。
今年度は、おもに東京外国語大学と愛知県立大学で年間を通じて42名の学生のデータを収集した。そのうち、日系ブラジル人2名、中国籍の二言語話者9名、その他の二言語話者3名である。
中国の朝鮮族とモンゴル族のデータの集積が順調にすすんだ。
先行研究から通算したデータは、総計505名分になり、さまざまな視点からの研究の素材としてつかえるようになった。
6月に南山大学総合政策学部で、ミャンマー、フィリピン、台湾、中国(チベット族)の留学生のデータ収集をおこなった。
8月に第18回日本語教育連絡会議で、研究成果の一部を発表した。
9月に京都大学に出張し、カザフ語・ウイグル語話者1名のデータ収集をおこなった。
11月にモンゴル国に出張し、モンゴル語・日本語、モンゴル語・トルコ語の二言語教育をおこなっている中等教育機関を視察し、教員、学習者と面談した。
2月に久里浜少年院に出張し、日本語を母語としない少年たち15名への教育の実態を調査した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Phonological error analysis of text composing process by J.S.L. students from Europe2006

    • Author(s)
      Tsuchiya Jun'ichi, Tsuchiya Chihiro
    • Journal Title

      The Third Conference on Japanese language and Japanese Language Teaching. Proceedings of the Conference

      Pages: 271-274

  • [Journal Article] モンゴル語、朝鮮語、北京語話者と二言語話者の日本語学習ビリーフとキーボード誤入力2006

    • Author(s)
      土屋 順一
    • Journal Title

      第18回日本語教育連絡会議報告書論文集

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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