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2006 Fiscal Year Annual Research Report

CALLにおける語彙習得システムの性能向上に向けた英語コーパス研究

Research Project

Project/Area Number 16520330
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

岡田 毅  東北大学, 大学院国際文化研究科, 教授 (30185441)

Keywords英語コーパス / CALL / 語彙習得 / データベース / インターネット
Research Abstract

研究期間の最終年度となる平成18年度は、マルチメディアの手法を取り入れたリスニング重視型の英語教材を実際に作成し授業の場で実践的に用いてその性能評価等を行った。これと併せて、勤務校で平成18年度より実施を開始した「英語語彙力増強プロジェクト」のワーキング・グループ長として東北大学の1年次全学生およそ3000人が受講する必修科目「展開英語I, II」中で全学横断的に完全実施された「語彙テスト」の企画・作成・実施・集計に当たるとともに、当該テストの電子版作成を行った。その意味で平成18年度は、それまでの研究成果を具体的な教材の形として実現させる年度となった。
(1)Victoria大学から無償で提供されているWebベースの教材開発システムHot Potatoesを活用し、既存の英語リスニング教科書、および映画のクリップに対する集中的なリスニング訓練用のシステムを開発し運用した。この教材には目標語彙の大規模コーパスへの充実したリンクが実装されており、研究目的のひとつである「母語を介さない英語語彙習得」のプラットホームを提供している。オン・ディマンド性とノン・リニア性を十分に発揮させるために、作成した教材を東北大学CALL教室のサーバーマシンにアップロードし、著作権の問題に十分配慮しながら、授業の場」に限定する形で電子的に配信し、「展開英語」と「実践英語」の授業中に活用した。
(2)「語彙テスト」対策として、個々の履修学生が自分にとって最良と考えられるオンライン辞書を選定し、それを学生間相互で公開させ、より柔軟な語彙獲得環境を整備し提供した。独自の語彙リストを作成させ、それらを電子的に提出させることによって、学生にとって習得がしにくいと考えられる語彙の選定作業を試みた。
(3)東北大学全学教育外国語委員会・英語教科部会の付託を受け、全1年次学生に対して初めて実施する「語彙テスト」の草案作成から企画立案、問題作成マニュアルや実施携帯の検討、実際のデータベース整備とその専用Webページへのアップロードおよび管理を行った。これと並行して当該語彙テスト問題およそ3000問を電子化し、必要に応じて自学自習用に公開する準備を整えた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Book (1 results)

  • [Book] Second Language Writing Systems (Chapter 6 : A Corpus-Based Study of Spelling Errors of Japanese EFL Writers with Reference to Errors Occurring in Word-initial and Word-final Positions, pp.147-163)2006

    • Author(s)
      Vivian Cook, Benedetta Bassetti(編)
    • Total Pages
      448
    • Publisher
      Multilingual Matters

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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