2004 Fiscal Year Annual Research Report
教材制御の枠組みに基づく英語e‐Learningの研究開発
Project/Area Number |
16520332
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
馬場 彰 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (90033406)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 作太郎 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (60022315)
佐野 洋 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30282776)
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Keywords | コーパス言語学 / e-learningシステム / 英語教育 / ESP教育 |
Research Abstract |
e-Learning用電子シラバスの作成を実施した。小学館BNCオンライン・システムを使った英語文型抽出を行い,教材提供ウェブサイトを開発した。商用サービス開始のため小学館と打ち合わせを断続的に進めている。基本文型の抽出項目は800以上に及ぶ。さらに英語の語彙レベルを指定して,文型検索ができる仕組みを開発し,語彙レベル指定機能を使って英文抽出を実施した。抽出項目が多いために,商用サービスにあたっては、利用者の使い易さの観点からウェブインタフェースを設計し、ウェブページの試作を行い,内部評価を実施した。 コーパスベースの英語辞書の開発を実施した。コーパス中の高頻度語(動詞)について,その語がコーパス中で表れる文型毎に語の使われ方を調べて,その語に日本語訳を付けるというものである。認知言語学を基本的な考え方として,日本語で英語の構文の意味を記述する観点にたち,訳語選択を行った。文型に共起する特徴的な連語,文型ごとの顕著な時制,出現語彙制約などを見出す方法等,システマティックな訳語振り分けの作業方法を,実作業を通じて調べた。 来年度は,教材提供サイトの商用サービスインを本格的に始める予定で,実用システム学習効果の検証を実施する予定である。
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Research Products
(2 results)