2005 Fiscal Year Annual Research Report
現代アフリカにおける死と再生の理論と実践のディスクールに関する民族学的研究
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16520499
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| Research Institution | Shinshu University |
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Principal Investigator |
阿久津 昌三 信州大学, 教育学部, 助教授 (30201883)
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| Keywords | アフリカ / 死と再生 / 葬儀 / 寡婦 / 王権 / 不平等構造 |
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| Research Abstract |
本調査研究は、現代アフリカにおける宗教的実践-特に、葬儀(celebration of death)及び即位式(succession and attention ceremony)について、西アフリカのガーナ共和国-特に、アサンテ(Asante)、ダゴンバ(Dagomba)、マンプルシ(Mamprusi)、ロダガー(LoDagaa)等の諸事例を中心に、死と再生の理論的研究と日常的実践のティスクールに関する民族学的研究を行うことを目的としていた。
アフリカ宗教関係資料収集は、慶應義塾大学、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(以下、東外大AA研と略す)、京都大学アフリカ地域研究センターにおいて重点的に資料収集を行った。これらの資料収集にもとついて関係資料に関するデータベース化を行った。これらについては報告書として発表する予定である。
また、平成17年度は、学会、研究会等で積極的に発表することを目的としていた。日本アフリカ学会第42回学術大会(於・東外大AA研)において「王の葬儀と寡婦儀礼-オポク・ワレ2世の事例から」、2005年比較家族史学会秋季大会(於・摂南大学)において「ミやもめ(寡婦)の処遇」と題するシンポジウムで「アフリカの王権、ジェンダー、寡婦儀礼-人間不平等起源論序説」という口頭発表を行った。
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