2004 Fiscal Year Annual Research Report
知的財産権の国際的な保護における法と政策に関する研究
Project/Area Number |
16530033
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Research Institution | Tezukayama University |
Principal Investigator |
松岡 博 帝塚山大学, 法政策学部, 教授 (30028013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 順一 帝塚山大学, 法政策学部, 教授 (10028003)
高杉 直 同志社大学, 法学部, 教授 (60243747)
児玉 克治 帝塚山大学, 法政策学部, 教授 (20289119)
タン ミッシェル 帝塚山大学, 法政策学部, 助教授 (60299146)
黄 ジンテイ 帝塚山大学, 法政策学部, 講師 (50372636)
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Keywords | 知的財産権 / 法と政策 / 知的財産権取引 / 知的財産権侵害 / 紛争解決 / 国際私法 / 国際的な保護 |
Research Abstract |
本研究について、まず研究代表者と研究分担者によって知的財産権の国際的な保護をめぐる論点の整理や、研究組織に掲げる部門ごとの基調報告をしたうえ、各メンバーは役割分担に応じて、各自の担当部門における問題点を析出し対策方法の研究をつづけ、その後定期的に開催される研究会において研究の中間報告・報告をし、全体討議を行ってきた。 上記研究会を、科研メンバーを中心に、研究組織外の帝塚山大学法政策学部教員・同研究科院生、他大学教員なども招き、夏休みの期間を除き定期的に開催してきた。平成16年6月第1回研究会を皮切りに、平成16年度では計9回の研究会を開催した。研究会においては、本科研メンバー8名のうち、7名が計8回報告をしたほか、研究組織外の研究者による研究報告も3回企画した。さらには、帝塚山大学法政策研究科において知的財産を専攻としている大学院生ら3名がそれぞれの研究テーマにつき報告をした。こうした研究活動によって、各領域における最新の情報を入手するだけでなく、知的財産権の国際的な保護をめぐる多様な視点に接することもできた。 また、研究代表者と研究分担者のほとんどが同一の研究機関に所属しているというメリットを充分に生かし、研究会内・外を問わず日常的に、かつ学際的に研究内容に関する意見交換等を行った。さらには文部科学省「平成16年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に採択された帝塚山大学法政策学部の「知的財産の法・政策・実務に強い人材の養成--高大連携から学部・大学院教育まで--」プログラムとの連携を緊密にし、同プログラムにおいて開催される知的財産教育セミナー・講演会等に研究代表者と研究分担者らが積極的に参加し、知的財産権関連分野の先端を走る実務家と意見交換などを行った。 本研究における研究代表者と研究分担者の研究実績は、すでに一部公表している、もしくは近日公表の予定である。現在進行中である主な研究内容として、「特許権の仲裁適格性とその準拠法」、「民事訴訟における企業秘密の保護と公開原則」、「知的財産法における国際人権法の位相」などのテーマがある。これらの研究テーマについては、平成17年度において開催される予定の研究会における報告、全体討議等を経た後、平成17年度末までに公表する計画である。
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Research Products
(3 results)