• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2004 Fiscal Year Annual Research Report

北アイルランドにおける宗派間対立の構造とその合意形成過程への影響に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16530092
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

南野 泰義  立命館大学, 国際関係学部, 助教授 (60268141)

Keywords北アイルランド / ナショナリスト / ユニオニスト / ロイヤリスト / カトリック教徒 / 和平合意 / 政治学暴力 / パワーシェアリング
Research Abstract

本研究の達成目標は、リーム・ケネディー教授をはじめとして、ブレンダン・オリアリ教授とジョン・ハッチンソン教授を中心としたIPPRおよびASENの研究グループの研究協力をつうじて、北アイルランド紛争をめぐる諸問題を包括的にかつ統一的に把握し、紛争の予防とその解決にむけた政策形成の方法を開発していくための理論開発とそれに基づく調査研究を保証する学術的な蓄積を進めることにある。
平成16年度の研究について、ロンドン大学のジョン・ハッチンソン教授との間で、恒常的なコミュニケーションを可能とするネットワーク環境を構築するとともに、8月30日から9月1日にかけて、英国において、ジョン・ハッチンソン教授との研究交流、Sinn Fein党関係者に対して聞き取り調査を実施した。また、9月2日から3日にかけて、フランスのアイルランド協会Association Irlandaise(パリ)において、ヨーロッパでのアイルランド研究の動向について意見交換をするとともに、関係する資料を入手した。今年度は、とくに、今年度は北アイルランド紛争およびアイルランド研究に携わる研究者との研究交流を重視した。平成16年度の調査研究では、本研究をさらに発展させるために、よりいっそう包括的なデータを蓄積することができたる。そこで、本研究目的を達成するために、次年度は、主にユニオニスト系の政治団体とその支援団体を中心に、聞き取りを中心とした現地調査を行い、実態的な資料の収集を進める予定である。この調査を実施するために、現在、The Centre for the Study of Conflict (CAIN)研究所とThe International Conflict Research (INCORE)研究所との間で、訪問機関および日程の調整を進めている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 1918年英国総選挙とアイルランド問題2004

    • Author(s)
      南野 泰義
    • Journal Title

      立命館大学国際関係学部『立命館国際研究』 第17巻 第2号

      Pages: 49-77

  • [Journal Article] 2003年北アイルランド地方議会選挙に関する一考察 -岐路に立つ『ベルファスト和平平合意』-2004

    • Author(s)
      南野 泰義
    • Journal Title

      立命館大学国際関係学部『立命館国際研究』 第16巻 第3号

      Pages: 23-46

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi