2005 Fiscal Year Annual Research Report
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16530526
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| Research Institution | Tokyo Kasei Gakuin University |
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Principal Investigator |
佐藤 広美 東京家政学院大学, 家政学部, 助教授 (20205959)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高津 芳則 大阪経済大学, 人間科学部, 教授 (90206772)
佐藤 隆 都留文科大学, 文学部, 教授 (70225960)
佐藤 修司 秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (70225944)
谷 雅泰 福島大学, 教育学部, 助教授 (80261717)
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| Keywords | 教師再教育 / IFEL / 教師の自由と研修 / 植民地朝鮮と教師再教育 / 大正期の教師再教育 / 教室と学校と研修 |
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| Research Abstract |
今期の大きな研究成果は、札幌において、「教師の再教育」に関する聞き取り調査を行ったことである。
4人の小学校教師、いずれも50代前半の教師への聞き取り調査を行った。それぞれ、今の学校における教師の現状を語ってもらい、その上で、教師の再教育の課題を話し合ってもらった。
教師は、実践的課題が不断に生起する、教室と学校でこそ成長できる、あるいは、成長したい、という気持ちを強くもっている、という結論であった。この点は、来年度(最終年度)、もう一度、調査を行って、さらに、細かな聞き取りを行いたいと思っている。
分析視点は、
(1)子ども把握、同僚認識、管理職、父母(保護者)、について、それぞれどのように認識を思っているのか、
(2)教材研究、
の2点である。
佐藤広美と谷雅泰は、戦前の教師の再教育に関する先行研究を整理し、それぞれ、大正期、および、戦中期、とくに『文教の朝鮮』『興亜教育』を分析し、戦前における教師の再教育論を整理するための資料整理を行った。
佐藤修司は、秋田県における教師の再教育の現状の整理、高津芳則は、東京都および大阪府における教師の研修の実態に関する資料整理、佐藤隆は、1950年代における教師の研究運動について、その資料整理をすすめた。
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