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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ブロードバンドを活用した聴覚障害教育の遠隔地教育相談・カウンセリングに関する研究

Research Project

Project/Area Number 16530631
Research InstitutionTsukuba College of Technology

Principal Investigator

中瀬 浩一  国立大学法人筑波技術短期大学, 障害者高等教育センター(障害者支援研究部門), 講師 (20369309)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小林 正幸  国立大学法人筑波技術短期大学, 障害者高等教育センター(障害者支援研究部門), 教授 (50215365)
石原 保志  国立大学法人筑波技術短期大学, 障害者高等教育センター(障害者支援研究部門), 助教授 (70212917)
三好 茂樹  国立大学法人筑波技術短期大学, 障害者高等教育センター(障害者支援研究部門), 助教授 (80310192)
Keywords聴覚障害教育 / 遠隔地教育相談 / インターネット / 補聴器 / 支援 / カウンセリング / ブロードバンド
Research Abstract

支援機関から遠隔地にある聴覚障害教育関係者・機関に対してブロードバンド対応インターネットを活用した教育相談・カウンセリングについて、初年度は下記の事項を実施した。
1.ブロードバンド対応インターネットでの聴覚障害教育における遠隔地教育相談・カウンセリングの可能性を検討するために、国内の聾学校数校の施設見学ならびに担当教員からの情報収集を行った。その結果、(1)教育機関におけるインターネット環境はかなり整備されている(2)聾学校等の聴覚障害教育の教師は大学など専門機関からの支援に対して、強い期待を寄せている(3)支援の内容として補聴器フィッティングや聴能の評価、種々の相談など広範囲にわたること、などが伺えた。
2.遠隔地支援に関する研究を行うために、支援用パソコン並びに映像入力用カメラ、音声入力用マイク、ソフトウェアなどの整備を行った。
3.インターネットのWebが閲覧できる環境下で、特別な機器やソフトを用いずに支援ができるシステムの試作に取り組み、聾学校教員に対しての映像・音声を用いた支援についての試行を実施した。映像や音声の送受信に関するパラメータの設定については、支援相手の環境に依存する場合もあり、今後さらに検討を要することが分かった。具体的には、音声と映像の伝送時間の相違・遅延が見られることにより、映像と音声の比重を検討する必要があることがわかった。その他、被支援機関には通常的にはwebカメラやマイク等が常設されていないために、また必ずしもインターネットやパソコンの精通した教員ばかりではないことから、それらのパソコンでの設定方法からも別途解説する必要があった。今後は試行回数を増加しさらに検討を進めていく必要がある。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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