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2004 Fiscal Year Annual Research Report

再生骨材を用いたコンクリートの品質管理および耐久性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16560399
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

綾野 克紀  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (10212581)

Keywords再生骨材 / 耐久性 / アルカリ骨材反応 / 発生量 / コンクリートがら
Research Abstract

除塩を行わない海砂を用いたコンクリートおよびアルカリ骨材反応を生じる骨材を用いたコンクリートをそれぞれ製造し,硬化後,これらを破砕し再生骨材を作成した。除塩を行わない海砂を用いたコンクリートより作成された再生骨材を用いたコンクリートは,耐凍結融解抵抗性,塩分の拡散係数,中性化,収縮およびコンクリート中の鉄筋の発錆を調べ,再生骨材に含まれる可溶性分量および全塩分量,または再生骨材の吸水率等との関係を明らかにするために用いた。アルカリ骨材反応を生じる骨材を用いたコンクリートより製造された再生骨材を用いたコンクリートは,無害な再生骨材または無害なバージン骨材と混合して使用された場合の膨張特性を実験的に明らかとするために用いた。
市販されている再生骨材を用いて,再生コンクリートのスランプ,空気量および強度のばらつきを調べた。コンクリートの配合は,空気量4.5%,スランプ12cm,設計基準強度が20N/mm^2となる配合1種類を用いた。コンクリートは200リットル強制二軸練りミキサによって練混ぜ,1日6バッチを,10日間連続して打設するシリーズを1シリーズとし,夏,秋および冬の季節毎に1シリーズづつ実験を実施した。
さらに,岡山地方におけるコンクリートがらの発生状況の概要を,管理者および発生量を項目として調査を開始した。今後,主要な構造物の建設年代と健全度(または劣化度)を調査し,建設された年代毎にその特徴と問題を整理し,コンクリートがらの発生量と発生源を予測する予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Durability of Concrete with Recycled Aggregate2004

    • Author(s)
      Toshiki AYANO, Ryoichi KAWANAKA, Kenji SAKATA
    • Journal Title

      Conditions of Environment and Loading Vol.1

      Pages: 117-124

  • [Journal Article] 再生骨材を用いた自己充填コンクリートの二次製品への適用2004

    • Author(s)
      馬場政教, 河中涼一, 綾野克紀, 阪田憲次
    • Journal Title

      コンクリート工学年次論文集 Vol.26, No.1

      Pages: 1545-1550

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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