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2004 Fiscal Year Annual Research Report

高機能人口餌料開発めざしたウニの栄養吸収および成長機構の解明

Research Project

Project/Area Number 16580140
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

清水 幹博  北海道大学, 大学院・水産科学研究科, 助教授 (80002088)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 都木 靖彰  北海道大学, 大学院・水産科学研究科, 教授 (10212002)
尾島 孝男  北海道大学, 大学院・水産科学研究科, 教授 (30160865)
浦 和寛  北海道大学, 大学院・水産科学研究科, 助手 (90360940)
Keywordsウニ / 消化吸収 / 人工餌料開発 / 主要卵黄タンパク質(MYP) / プロテアーゼ / 消化酵素 / 棘皮動物
Research Abstract

1.エゾバフンウニを用いて、消化器官(咽頭、食道、胃、腸、直腸)における組織観察を行なった。その結果、咽頭と食道ではこれまで1種類の顆粒細胞の存在が報告されていたが、本研究により少なくとも2種類の顆粒細胞が存在していることが明らかとなった。
2.キタムラサキウニ消化管由来のアルカリセリンプロテアーゼ(SUPase)のcDNAおよび構造遺伝子をクローニングした。SUPaseの触媒領域294残基部分のアミノ酸配列は、スブチラーゼに属する他の酵素の触媒領域と33-46%の同一性を示すこと、さらに、Asp-His-Serから成る荷電リレーを構成するアミノ酸も良く保存されていることから、SUPaseはスブチラーゼに分類されるプロテアーゼであることが明らかになった。また、SUPaseの構造遺伝子がキタムラサキウニ染色体DNAからクローン化できたことから、本酵素がウニ自身の遺伝子産物であることが確認された。
3.ウニ類の消化器官は、栄養の吸収のみならず生殖巣の発達に重要なタンパク質類を合成している可能性が示唆されている。本年度では、エゾバフンウニの主要卵黄タンパク質cDNAのクローニングを行い全塩基配列の決定を終了した。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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