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2006 Fiscal Year Annual Research Report

ラインスキャン拡散強調像を用いた脊椎症における脊髄内水拡散信号の変化と病態の相関

Research Project

Project/Area Number 16591226
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

今井 裕  東海大学, 医学部, 教授 (70138113)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 柳町 徳春  東海大学, 医学部, 講師 (70230274)
遠藤 じゅん  東海大学, 医学部, 助手 (60297223)
持田 讓治  東海大学, 医学部, 教授 (50174347)
Keywords脊椎症 / MRI(磁気共鳴画像) / 拡散強調像 / 加齢変化
Research Abstract

本年度(平成18年度)研究実績の報告
1.症例グループを東海大学病院受診症例とBrigham and Women's Hospital症例にわけ、LSDI拡散強調像における、正常脊髄および頚髄症脊髄の信号を比較した。いずれのグループに於いても、正常脊髄(症例内比較:上部頚髄C2-3で脊椎狭窄のないレベルの随内信号を正常と定義)の拡散強調画像上信号は、統計上有意差を認めず計測値を標準と考えることができると結論した。また、正常脊髄信号はいずれのグループに於いても、脊椎狭窄によって圧迫されている随内信号より低く、この変化が一定のものであると考えられた。
2.正常頚髄の拡散強調像信号の年齢による変化を検討した。小児から80才代の正常脊髄信号をグラフにすると、10代から20代では30から50代に比べADC値は高く、さらに50代を越えると加齢にしたがってADC値は再びわずかに上昇する。このことより、頚椎症で随内ADCを考察する場合、正常加齢によるADC値の上昇を考慮した上で、明らかなADC値の上昇についてのみ、病的所見と判断する必要があると結論できる。
3.従来使用していたMRI装置のバージョンアップが施行され、これに伴いこれまで使用していたラインスキャン拡散強調画像のソフトウェアが作動しなくなってしまった。現在、新バージョンに対応するソフトウェアのプログラム開発を依頼している。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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