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2005 Fiscal Year Annual Research Report

MTsubtraction法を用いた高分解能軟骨三次元表示MRIの研究

Research Project

Project/Area Number 16591235
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

長田 周治  久留米大学, 医学部, 助手 (60299477)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 内田 政史  久留米大学, 医学部, 助教授 (50168704)
副島 崇  久留米大学, 医学部, 講師 (90279208)
KeywordsMRI / 軟骨 / MTC
Research Abstract

平成17年度はMT subtraction法を用いてブタ膝軟骨(3膝)の厚さの検討とボランティア30人を対象とした加齢による軟骨厚と体積の変化の研究を行なった。【検討項目】(1)ブタの大腿骨軟骨の厚さと肉眼での厚さが一致するか、(2)正常ボランティア30人を対象に加齢に伴う大腿骨軟骨の厚さや大腿骨軟骨の体積の変化。【結果】(1)MT subtraction画像と実際の軟骨厚はいずれの部位においてもほぼ一致していた。(2)大腿骨内顆前部では年齢と軟骨厚の間には有意な相関は認めなかったが、内顆中部では中等度の負の相関を,内顆後部では比較的強い負の相関を認めた.外顆前部では弱い相関を、外顆後部では中等度の相関を認めたが、外顆中部では有意な相関は認めなかった。大腿骨軟骨の体積も加齢とともに減少する傾向にった。【考察】(1)の実験よりMT subtraction法を用いた軟骨の描出は軟骨をほぼ正確に画像化しており,軟骨画像としての有用性が示唆された。(2)の実験結果は、軟骨画像として最も一般的に行われている脂肪抑制3D-GRE法を用いた過去の報告と同様であり、MT subtraction画像の軟骨画像としての有用性が証明された。また、3D表示により大腿骨軟骨の体積も加齢とともに減少する傾向にあり、そのことが視覚的かつ客観的に明らかなった。以上の研究成果は第65回日本医学放射線学会総会・学術集会で口頭発表した。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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