• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2005 Fiscal Year Annual Research Report

クローン技術を用いたES細胞からの樹状細胞の誘導と細胞医療への応用

Research Project

Project/Area Number 16591278
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

竹下 信啓  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (70266774)

KeywordsES細胞 / 樹状細胞 / 再生医療 / 免疫療法 / 細胞治療
Research Abstract

(1)新マウスES細胞株の培養
平成17年度は新たにマウスES細胞株としてH-1、129sv、D3を、feeder cellとしてOP9、STOを入手して研究した。各ES細胞とfeeder cellの組み合わせを検討した結果、129sv ES細胞をSTO feeder cellとの共培養が最も培養状態が良好であった。
(2)129sv ES細胞からの樹状細胞の誘導
129sv ES細胞にGM-CSFを添加して2週間培養して、ES細胞由来樹状細胞(ES-DC)の誘導を試みた。培養後のES-DCを回収し、フローサイトメーターにて樹状細胞に特徴的な表面分子であるMHC class II、ICAM-1、CD11c、CD80、CD86、CD40、OX40Ligand、CD8α、CCR7の発現を解析した。比較対象としてGM-CSFにて2週間培養したマウス骨髄細胞(BM-DC)では測定したすべての分子の発現を高度に認めたのに対して、GM-CSFにて2週間培養した129sv ES細胞ではCD80とCD86の発現が確認されたが、それ以外の分子の発現は認められなかった。また、樹状細胞のサイトカイン産生能を検討するため、培養上清中のIL-12濃度をELISAにて測定したところ、BM-DCからはIL-12の産生が認められたが、ES-DCからのIL-12の産生は明らかではなかった。そのため、IL-4やTNFαを添加した培養系での誘導法の検討を進めている。さらに、抗原提示能力を解析するために、抗原ペプチドをパルスした樹状細胞とnaive T細胞を混合培養して抗原特異的CTL誘導能を検討している。

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi