2004 Fiscal Year Annual Research Report
慢性肝障害に対する免疫療法と,脾臓切除に関する基礎的研究
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16591302
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Research Institution | Toyama Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
塚田 一博 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (90171967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長田 拓哉 富山医科薬科大学, 医学部, 助手 (40303242)
阿部 秀樹 富山医科薬科大学, 附属病院, 講師 (90345562)
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Keywords | 門脈圧亢進症 / 脾腫 / 活性化型リンパ球 |
Research Abstract |
1.各種ラット実験モデルの作成 肝障害,門脈圧亢進症,および脾腫・脾機能亢進症における各病態を,ラットを用いて実験的に再現しようとする動物実験モデルの作成をおこなった.(四塩化炭素投与群,死菌投与群,牛血清アルブミン(BSA)投与群,マイトージェン投与群,Portocaval shunt(PCS)群等を用い,現在実験継続中). 2.ラットにおける門脈圧,脾腫・脾機能亢進状態,および活性化リンパ球の評価 実験1で作成した各ラットについて,末梢より採血を行い,白血球,血小板数を測定すると共に,血中リンパ球を調整し,CD3およびTリンパ球活性化マーカーであるCD25,CD26,CD71に対する抗体をそれぞれ加えて反応させた後に,フローサイトメーター(FACs caliber)を用いて活性化型リンパ球の割合につき解析した.また各ラットより脾臓を摘出し,その体積,重量を測定して脾腫の程度について評価を行うとともに,脾臓中のリンパ球を調整し,活性化型リンパ球について同様の解析を行った.
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