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2004 Fiscal Year Annual Research Report

EBV感染胃癌のモデル作成と上皮細胞における感染のメカニズム解析

Research Project

Project/Area Number 16591354
Research InstitutionTeikyo University

Principal Investigator

福島 亮治  帝京大学, 医学部, 助教授 (50228897)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田島 マサ子  帝京大学, 医学部, 助手
沖永 功太  帝京大学, 医学部, 教授 (00101098)
川口 寧  名古屋大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (60292984)
KeywordsEBウイルス / 消化器感染 / 胃癌 / マウス感染 / EBV-NA / EBV-LHP-1 / EBV-EBER / GTC-4-EBV
Research Abstract

田島が樹立した胃癌組織由来のGTC-4細胞株は上皮系の培養細胞に感染する力価の高いEBウイスルを産生しておいることが判明した。In vivoの系でアルコール処理により胃に急性炎症を起したBALB/Cマウスの胃組織にGTC-4-EBウイルスを注入することで感染する結果を得た。(田島等2004年ヘルペス研究会報告)。さらに田島等がGTC-4細胞株より、特殊な条件下でクローニングした細胞株由来(GTC-5細胞株)のEBVはマウスの胃組織し、LMP-1蛋白を発現することが判明した(2004ウイルス学会)。感染初期には消化器の上皮細胞にEBV-NA2蛋白(活性化の指標)とLMP-1(発癌蛋白)の発現を認めた。しかし感染後9ヶ月後にはEBV-NA2蛋白とLMP-1蛋白の発現は消失し、EBV遺伝子EBERのみが検出された。また感染初期には認められなかった脾臓と腹膜リンパ球にEBV遺伝手とEBV関連蛋白を認めた。このことはGTC-EBVはマウスで増殖することを示唆している。9ヶ月後のEBV感染マウスの胃と大腸組織に組織の構築の破壊と増殖が認められた。これら胃組織を(EBV遺伝子陽性)マウスに移植し、移植組織からEBV遺伝子の解析を行い、今後従来株との差を検討してゆく。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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