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2004 Fiscal Year Annual Research Report

骨髄幹細胞の末梢血中への導引による脊髄損傷治療効果の基礎的解析

Research Project

Project/Area Number 16591450
Research InstitutionSapporo Medical University

Principal Investigator

野中 雅  札幌医科大学, 医学部, 助手 (60180759)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 本望 修  札幌医科大学, 医学部, 講師 (90285007)
宝金 清博  札幌医科大学, 医学部, 教授 (90229146)
Keywordsadult / bone marrow / gene / human / neuroprotection / peripheral blood / spinal cord injury / transplantation
Research Abstract

当該年度は、末梢血中に存在する骨髄幹細胞を用いて、脊髄損傷に対する細胞治療の実現に向けたな基礎研究を行った。
1:末梢血中の骨髄幹細胞の抽出・培養
成熟ラットを用いて、末梢血中の骨髄幹細胞の抽出・培養を試みた結果、骨髄幹細胞と同様な細胞の培養・増殖に成功した。
2:末梢血中の骨髄幹細胞(pMSC)と、骨髄中の骨髄幹細胞(bMSC)の細胞生物学的比較
pMSCとbMSCの細胞生物学的特性を検討した結果、増殖能において、著明な差異が認められた。
3:pMSCとbMSCの神経幹細胞へのtrans-differentiation能における比較
pMSCとbMSCの分化能をin vitroで検討した結果、同様な分化能が認められた。
4:骨髄に固定されている骨髄幹細胞の末梢血中への動員
ある特定の活性物質を正常ラットへ投与し、末梢血中に漏出する骨髄幹細胞数を検討した結果、ある腫の物質に誘発作用があることが判明した。
5:pMSCによる治療効果の検討
pMSCを脊髄損傷モデルに移植した結果、治療効果があることが判明した。
以上のように、補助金は補助条件に従って、非常に有効に使用されている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Book (1 results)

  • [Book] 特集「各科話題の先端医療-再生医療・移植医療-(II)」 幹細胞移植による神経再生の臨床応用へ向けて2004

    • Author(s)
      本望 修
    • Total Pages
      2-4
    • Publisher
      札医通信

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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