2005 Fiscal Year Annual Research Report
視覚障害に関わる眼球光学系の病態解明と視覚器・視覚代償器の光学データ構築
Project/Area Number |
16591766
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
根岸 一乃 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (10228281)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大沼 一彦 千葉大学, 工学部, 助教授 (70203875)
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Keywords | 白内障 / 眼内レンズ / 水晶体 / 光学機能 / 波面収差 / 網膜像 / ポイントスプレッドファンクション |
Research Abstract |
(1)PSF解析装置による白内障眼、眼内レンズ挿入眼の光学データの解析 これまでの研究の基礎データにて、白内障眼のPSF測定が可能であり、白内障の混濁のタイプにより網膜像のコントラスト特性の違いが明らかになったが、さらに混濁情報にともなう散乱の影響などについて解析し、眼内レンズ挿入眼ついても解析した。これらの成果の一部はNegishi K, et al. Evaluation of optical function using a new point spread function analysis system in cataractous and pseudophakic eyes : preliminary results. Jpn J Ophthalmol. 2006 Jan-Feb;50(1):12-9.にて論文発表した。 (2)眼内レンズ挿入眼における網膜像の視覚的シミュレーション法の確立 CCDカメラと実験光学系を用いて、眼内レンズ挿入眼の網膜像を視覚的にシミュレーションする方法を確立し、単焦点眼内レンズおよび多焦点眼内レンズの偏位の影響について検討した。 成果はNegishi K, et al. Visual Simulation of Retinal Images through a Decentered Monofocal and a Refractive Multifocal Intraocular Lens. Jpn J Ophthalmol. 2005 Jul-Aug;49(4):281-6.にて論文発表した。
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Research Products
(4 results)