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2005 Fiscal Year Annual Research Report

口腔内におけるう蝕原性細菌叢の減少を実現するための唾液検査器材の開発

Research Project

Project/Area Number 16591928
Research InstitutionTsurumi University

Principal Investigator

大森 かをる  鶴見大学, 歯学部, 助手 (80213867)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 桃井 保子  鶴見大学, 歯学部, 教授 (10103558)
Keywordsカリエスリスク / 唾液検査
Research Abstract

本研究は,現在臨床で使用可能な唾液検査キットをすべて比較評価し,その上で改善を加え,口腔内の細菌叢をより正確に表示できる新たなシステムを開発することを目的とした.そして,臨床家が唾液からの情報をより正確に得て,そこから導かれたカリエスリスクに応じた処置方針の決定を的確に行えるようにし,現在提唱されている,minimal interventionの考え方に基づく治療をさらに浸透させることを最終目的とした.
今年度は,昨年度に引き続き,現在市販されている検査キット間の比較を行った.今回は,Streptococcus mutansについて比較するために,被験キットとして,モノクロナール抗体を利用したキットであるSaliva Check(GC)とポリクロナール抗体を利用したOral Tester(TOKUYAMA)および培養法を用いた従来型のDentocult SM(Orion)の3製品を用いた.これら,3製品について,評価結果の感度および操作性を比較した.被験者は,臨床予備実習に参加した学生のうち本研究の趣旨を説明し同意の得られた98名である.刺激唾液を採取し,メーカー指示に従って試料を処理した.また,コントロールとして,mutans streptococciの選択培地を作製し,唾液試料を10倍段階希釈法にて希釈し,播種した.培養後,3製品および選択培地で得られた結果を比較検討した.MSB間の相関係数は,高いものからOral Tester, Saliva Check,そしてDentocult SMであった.
今年度の結果は,6月に開催されるIADR 84^<th> general Session and Exhibition in Brisbaneにて,発表予定である.

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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