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2004 Fiscal Year Annual Research Report

睡眠時無呼吸症候群患者に対する口腔内装具の効果と顎筋筋活動に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 16591950
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

安部倉 仁  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (30159454)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 濱田 泰三  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (50034244)
村田 比呂司  広島大学, 病院・講師 (40229993)
井上 俊二  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (40291447)
牧平 清超  広島大学, 病院・助手 (80304450)
Keywords睡眠時無呼吸症候群 / スリーブスプリント / 下顎位 / 筋活動 / 咀嚼筋
Research Abstract

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気である。本疾患の潜在的患者は極めて多く、社会的影響も大きく緊急の課題と考えられ、歯科的対策として口腔内装具が重要視されている。本研究においては、睡眠時無呼吸対策として使用される口腔内装具の低呼吸や無呼吸の改善効果について検討するとともに、主として、このような装具の長期間にわたる装着が副作用として顎筋に対して及ぼす影響について明らかにすることを目的とする。
本年度は、まず潜在的に睡眠時無呼吸症候群を有する比率を検討するため、本学歯学部5年生を対象としてアンケート調査を行った。その結果、84名中32名(38%)は病的な眠気があるという結果が得られた。本人の自覚がなくとも本疾患を有するものがかなり存在することが示唆された。
さらに、実験室内の条件下における下顎前方移動量が顎筋に及ぼす影響について検討した。すなわち、スリーブスプリントは本症に対して大きな効果があるとされているが、前方移動による顎口腔系に対しての悪影響についてはほとんど検討されていない。そこで、実験的条件下で口腔内装具の前方移動量と顎筋の筋活動の関係を検討した。その結果、最大前方位の3分の2程度の移動量までは前方移動量に比例して活動性活動指数が増加し、それ以上の前方位では減少することが示唆された。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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