2004 Fiscal Year Annual Research Report
血管柄付き遊離長管骨移植による下顎再建における軟骨内骨化に関する分子生物学的研究
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16591995
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| Research Institution | Kobe University |
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Principal Investigator |
横尾 聡 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (00322206)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古森 孝英 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50251294)
寺師 浩人 神戸大学, 医学部附属病院, 助教授 (80217421)
梅田 正博 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (60301280)
一瀬 晃洋 神戸大学, 医学部附属病院, 助手 (90362780)
尾島 泰公 神戸大学, 医学部附属病院, 医員
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| Keywords | 血管柄付き遊離組織移植 / 膜性骨 / 長管骨 / 軟骨内骨化 / 成長因子 / in situ hybridization |
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| Research Abstract |
平成16年度はドナーである長管骨とレシピエントである膜性骨(下顎骨)と間に形成されるカールス(仮骨)について,特に軟骨内骨化が長管骨と膜性骨のどちらの骨形成および骨代謝機構に類似しているか,また,全く別の機構が存在しているのかについて分子生物学的にラットおよびマウスを用いて解析することを目標とした.
そのひとつとして、再建移植部のカールスフォーメイションに関する分子生物学的研究が現在進行中である。
この研究においては,カールスフォーメイションにおけるBMP-5,aFGF,bFGF,GDF-7,mRor遺伝子の発現を検討した.これらの成長因子の選択理由は,長管骨と膜性骨の骨修復機構では軟骨内骨化の相違の中心があることがいままでのわれわれの研究で明らかになっているので,その主となる軟骨の形成に関係しているとされるからである.
(1)形成されたカールスにおけるaFGF,bFGF,mRNA発現のin situ hybridizationによる解析
(2)形成されたカールスにおけるGDF-7 mRNA発現のin situ hybridizationによる解析
(3)形成されたカールスにおけるmRor2 mRNA発現のin situ hybridizationによる解析
上記のごとく形成されたカールスに対し,in situ hybridizationによりmRNAの発現最を解析しカールスフォーメイションにおける経時的遺子発現の特徴を検討している.残念なところ現在の段階で、新しい知見は見出せてい.mRor遺伝子の発現に関しては、発生時に見られる軟骨内骨化と同様の発現様式が認められつつある.
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Research Products
(2 results)
