2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16592112
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Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
山内 一史 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (20125967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 勝正 名古屋大学, 医学部・保健学科, 教授 (60194156)
猫田 泰敏 東京都立保健科学大学, 看護学科, 教授 (30180699)
水流 聡子 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80177328)
真嶋 由貴恵 大阪府立看護大学, 看護学部, 助教授 (70285360)
前田 樹海 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (80291574)
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Keywords | 看護情報学 / 標準教育プログラム / Webページ / Medinfo2004 / Reference Terminology Models / Open Source / 個人情報保護法 / 国際情報ナーススペシャリスト |
Research Abstract |
平成16年度の主要な研究計画は、1)国際情報ナーススペシャリスト認定試験の看護情報学教育に及ぼす影響の調査、3)看護情報学の標準教育プログラム案作成、2)Web上の教材収集と選択の3点である。国際情報ナーススペシャリスト認定試験は、Medinfo2004においてその実施形態や試験内容の具体的な提示が無かったため、調査は見送りとした。一方、標準教育プログラム案作成については、Medinfo2004の注目すべき看護情報学分野の動向として、Nursing TerminologyにおいてICNP, HHCCやNIC, International NMDSに加え、ISOのReference Terminology Models for Nursingが議論されていたこと、新しい分野としてOpen Source and Nursingの集まりがあったことの2点が注目された。そこで、前者に対応し、標準教育プログラム案に採用する国内の看護用語の標準化関連の項目などを再検討した。(看護 第56巻14号 69-74 2004)更に、後者に対応し、Open Source Nursing Informaticsのwebページ(http://www.osni.info/html/index.php)が公開する文書やプログラムについて、国内での有用性について検討中である。また、一般の看護師や看護学生を対象に、基礎的な教育項目を検討する(「情報科学」医学書院2005)とともに、国内で電子カルテ導入が急がれていることを受け、看護管理者を対象とする場合の教育項目も検討した。(「看護情報管理論」日本看護協会出版会2004)更に、Web上の教材収集と選択では、来年度の個人情報保護法実施を受け、医療分野における個人情報保護に関するガイドライン関連の公開文書を加えるとともに、教育項目としての検討も行った。(「医療情報と生命倫理」太陽出版2005)
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Research Products
(16 results)