2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16592119
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
滝内 隆子 岐阜大学, 医学部, 教授 (10289762)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 修子 石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (70336600)
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Keywords | 在宅 / 感染管理 / 看護介入 / 教育プログラム |
Research Abstract |
医療法の改正と在院日数の改正により、在宅は病院と並ぶ療養の場として位置づけられ、感染管理を必要とする医療処置を受けている療養者が増加している。そのため、在宅においても医療機関と同様に感染予防、および感染の拡大を防止するための感染管理の確立が求められている。在宅における感染管理を確立するためには、医療処置の実施者である訪問看護従事者が感染管理に関する適切な知識・技術を修得していることが必要であり、そのための学習を継続することが必要になる。しかし、学習を支援するための教育プログラムが充分に整っていない状況にある。そこで、在宅療養者が安全・安楽に生活できるために必要な感染管理を確立するために、感染管理を必要とするケア実施者である訪問看護従事者が何を必要な知識・技術として捉え、何を不足な知識・技術として捉えているか、また、現状の学習方法と学習媒体、要望する学習方法と学習媒体について明らかにし、それをもとに訪問看護従事者に対する教育プログラムを開発することを目的に研究に取り組んだ。 調査の結果、感染管理に関する知識・技術のうち【必要度】が高かったのは「手洗い」「うがい」「感染源・感染経路に関する知識」等、【不足度】が高かったのは「感染症新法に関する知識」「CAPDの管理」「感染症発症に関する保健所との連携」などであった。現状の学習方法は「カンファレンス」、学習媒体は,「医療機関向け書籍」が多かった。要望する学習方法は「研修会」「カンファレンス」、学習媒体は「在宅向け書籍」「在宅向けビデオ等」であった。この結果を踏まえ、学習回数は1年間12回、1回の学習時間は1時間以内、学習方法は施設内における研修会形式の講義・演習、学習媒体は在宅向けの資料・視聴覚教材を活用すること、教育内容は必要度・不足度が高かった項目に重点を置いて構成することを考慮して、在宅における感染管理に関する教育プログラムを開発した。
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Research Products
(3 results)