2005 Fiscal Year Annual Research Report
障害児をもつ家族のエンパワメントを高める介入プログラムの開発-祖父母を含めて-
Project/Area Number |
16592143
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Research Institution | Gifu College of Nursing |
Principal Investigator |
泊 祐子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (60197910)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 桂子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (80326107)
石井 康子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (60259158)
豊永 奈緒美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助手 (00405135)
古株 ひろみ 滋賀県立大学, 人間看護学部, 講師 (80259390)
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Keywords | 障害児 / 家族 / エンパワメント / 家族看護 |
Research Abstract |
1.研究目的 障害のある子どもの家族のエンパワメントを高める支援の1つの要因として、昨年度の調査から母親の就業があげられた。本年度は、その結果のまとめと、双子の一方に障害児がいる場合と、健常な双子である場合での母親の就労への影響を検討することとした。 母親を中心に父親や祖父母などの家族をどのように支援する場よいのかを方向性を検討している。 2.本年度の活動と調査 実施内容 (1)障害児のいる母親への就労継続に関する調査の結果のまとめと発表 (2)双子をもつ母親への就労継続に関する調査表の作成 (3)上記(2)全国型の双子の会に協力してもらい、アンケートの配布を行い、郵送での回収を行った。 3.結果 障害のある子どもをもつ母親の就労の継続は、子どもが意思の疎通ができると促進されていた。また就労の形態がパートや非常勤群は、母親だけが行う家事項目が常勤群よりも有意に高かった。このことは、パートや非常勤の勤務形態をとることによって、家族内役割と調整していると考えられる。 前述の調査に関して、国際学会で発表を行った。 この結果を参考に、双子と双子の一方が障害児の場合を比較し、母親の就労継続ができ、エンパワーメントされる要因を明らかにする調査を行った。 調査票の配布は1500部、回収数は500部であった。回収率は33.3%であった。 現在データの集計を行っているところである。
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Research Products
(1 results)