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2004 Fiscal Year Annual Research Report

糖尿病患者に対する経皮的冠動脈形成術および冠動脈バイパス手術の治療成績・予後調査

Research Project

Project/Area Number 16615002
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

木村 剛  京都大学, 医学研究科, 助教授 (80359786)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 古川 裕  京都大学, 医学研究科, 助手 (60359833)
Keywords冠動脈疾患 / 経皮的冠動脈形成術 / 冠動脈バイパス術 / 糖尿病 / 予後
Research Abstract

平成16年度には、多施設共同臨床研究を行うための多施設共同レジストリー組織を整備し、本研究対象症例の登録とデータ入力を開始した。冠動脈疾患に対する初回血行再建術(PCIまたはCABG)施行症例の長期成績・予後を調査するために組織したレジストリーへの各参加施設における2000年から2002年の適格症例を登録し、各症例の血行再建術施行時の基本データと現時点で追跡可能な期間までの施行後の追跡調査を行った。
これにより、現在までに約4,000例の初回血行再建術施行症例の基本データと1年後までのイベント追跡が完了した。そのうち平成17年1月末までに収集した2,695例のデータをもとに中間解析を行った。この中間解析の主たる目的は、症例登録・データ入力の的確性の検討、実際のデータ解析を行うことにより今後の解析の頻度、解析方法などを確定することや、入力項目ごとのデータ欠損率から必要なら入力項目の絞り込みを行うことにあるため、今回の中間解析では、PCI群とCABG群における血行再建術後、短期から中期の成績の比較のみを行った。具体的には、死亡、心筋梗塞発症、脳血管障害発症、CABG施行のための入院、PCI施行のための入院を、それぞれ評価項目とした場合のイベント回避生存曲線を作成し両群間での差を比較した。その結果、予想通りにCABG施行のための入院、PCI施行のための入院においては、CABG群がイベントの発生が少なかった(注:中間解析であり最終解析結果ではない)。今回は、糖尿病の有無による各群での予後予測因子解析はまだ行っていないが、当初の予定通りの症例の登録・解析により、解析結果の評価・判定が充分可能な症例が集まるものと考えられた。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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