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2004 Fiscal Year Annual Research Report

2020年の科学教育のあり方に関する企画調査研究

Research Project

Project/Area Number 16630008
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

吉岡 亮衛  国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (40200951)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小松 幸廣  国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (50241229)
坂谷内 勝  国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 総括研究官 (70187053)
藤田 剛志  千葉大学, 教育学部, 助教授 (90209057)
清水 克彦  東京理科大学, 理学部, 助教授 (00192609)
益子 典文  岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 助教授 (10219321)
Keywords科学教育 / 将来像 / 西暦2020年 / 教育課程 / 学習指導要領 / 教育課題 / 教師 / 科学教育研究
Research Abstract

研究費の正確上、研究計画を1年で完了する必要があり、そのためプロジェクトメンバー間の意思疎通を円滑にするためにメーリングリストを活用して、情報の共有と連絡調整を行った。本研究において実施した研究の具体的内容は次の4つにまとめられる。
1)外国現地調査
IEAのTIMSSやOECEのPISAにおいて、それまで優位を保っていたわが国の子供たちの科学教育の学力に陰りが見られた。一方、それに代わって台頭してきた国としてシンガポール、フィンランド等の国々がある。そこで両国を訪問調査し現地の学校の先生方や父兄の意見を聴取するとともにカリキュラムや実際に使用している教科書についての情報を収集し分析を行った。
2)小・中・高等学校教師に対するアンケート調査
わが国の科学の教科(ここでは、算数/数学・理科・技術家庭・情報等、科学の学問領域をバックグラウンドとして持つ教科)を担当する現場の教師に対して、自らの問題意識のあり方と将来に対する希望や展望について明らかにしたいと考えアンケート調査を行った。アンケートはメンバーが個人的に知人の教師に依頼し、20名から回答を得ることができた。
3)若手科学教育研究者による討論会の開催
西暦2020年に研究の中心を担っているであろう、現在45歳以下の若手研究者に呼びかけ、西暦2020年頃の科学教育に対する提言や意見を発表しお互いに議論し合う討論会を企画し、2月20日に開催した。当日の意見発表参加者は、20名に上り、理科教育、数学教育の視点からの外、IT活用、教員養成、持続可能な社会への対応など様々な視点からの意見発表があり、将来の科学教育を考える際の貴重な提言が得られた。
4)報告書の作成
この研究種目では報告書の作成は義務づけられていないが、今回の研究成果を歴史のメルクマールとして残すという観点から、当初より報告書をとりまとめる方針で望み、外国調査の報告・わが国の現状報告、アンケート調査結果及び討論会の提言をまとめた報告書を作成し、関係者に配布した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005 2004

All Journal Article (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 2020年の科学教育のあり方を考えるに当たって-プロジェクト立案への足がかりとして-2004

    • Author(s)
      吉岡亮衛, 小松幸廣, 坂谷内勝, 清水克彦, 藤田剛志, 益子典文
    • Journal Title

      日本科学教育学会年会論文集 28

      Pages: 435-436

  • [Book] 2020年の科学教育のあり方に関する企画調査研究2005

    • Author(s)
      吉岡 亮衛
    • Total Pages
      150

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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