2004 Fiscal Year Annual Research Report
海洋・大気間の物質相互作用研究計画(IGBP/SOLAS)の準備調査
Project/Area Number |
16631003
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
植松 光夫 東京大学, 海洋研究所, 教授 (60203478)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶井 克純 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40211156)
津田 敦 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (80217314)
渡辺 豊 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究科, 助教授 (90333640)
武田 重信 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (20334328)
山中 康裕 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究科, 助教授 (40242177)
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Keywords | 海洋大気 / 海洋表層 / 気体交換 / 物質相互作用 / 海洋生態系 / 大気組成動態 / IGBP / SOLAS |
Research Abstract |
本研究では、海洋・大気間の物質相互作用研究計画(IGBP/SOLAS)の特定領域研究申請に向けて、各プロジェクトの具体的な共同研究体制や戦略、国際的な協力体制を確立するため、国内研究立案集会を2004年7月1-2日に東大海洋研にて開催した。 その後、10月6日にDMS関係のデータ、情報交換を含めたSOLAS-Japan DMSワークショップを開催した。ワークショップ終了後、"Dr.Sauveur BELVISO(CEN de Saclay, France)とDr.Dileep KUMAR(National Institute of Oceanography, India)を招待して、それぞれ"Recent progresses of DMS biogeochemistry in the Southern Ocean"と"Dimethylsulphide in the monsoon driven Indian Ocean"というタイトルでセミナーを開催した。 11月15-16日には東大海洋研において「大気・海洋間の生物地球化学的循環過程」について国内SOLASシンポジウムを開催し、30件を越える成果と研究提案の発表があった。 2005年1月20-21日に名古屋大においてSOLAS-Japanワークショップを開催し、来年度の研究計画や長期の航海計画申請について意見を集約した。 国際的な活動として、ノルウェーのベルゲンで開催された国際SOLAS SSC meetingに植松(SSC委員)と武田(SSC委員)が出席し、日本を中心としたアジア域での取り組みについて取りまとめた。2005年には東京で国際SOLAS SSC meetingを開催することに決まった。また、この東京会議に引き続いてAsia SOLAS Workshopの開催を計画した。 2004年10月にカナダ、ハリファックスで開催される国際SOLASシンポジウムに我が国から15名の研究者が発表した。津田がキーノートスピーカーとして招待された。本研究費から4名の発表者に旅費の援助を行った。 この間、特定領域研究申請に向けて作業を行い、2004年11月に「海洋表層・大気下層間の物質循環リンケージ」(大気海洋物質循環)を申請した。
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