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2004 Fiscal Year Annual Research Report

映像による個人行動記録と大規模データの自然言語処理による日常生活に関する知識獲得

Research Project

Project/Area Number 16650025
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

中村 裕一  京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (40227947)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 黒橋 禎夫  東京大学, 情報理工学系研究科, 助教授 (50263108)
Keywords体験記録 / 映像検索 / 記憶補助 / 画像と言語の統合 / 遠隔コミュニケーション / ウェアラブルコンピュータ / 映像インデキシング / 映像の構造化
Research Abstract

個人の行動を記録した大量の映像(音声を含む)と大規模自然言語テキストとの統合処理により知識を獲得すること,及び,シンボルグラウンディングの基礎データを得るための調査を行うことが本研究の目的である.そのために,今年度は二年間の研究期間の一年目として,以下の項目について研究を行い,順調に進んでいる.
個人行動記録映像の大量蓄積:装着者の負担を減らすため,カメラ・センサ・PCを含めたトータルなシステムの軽量化,長時間化を進めた.多くの人に使ってもらうことが可能なように,できるだけ高価なデバイスを使わず,安価なノートPCと安価な電子部品の組み合わせとした.現在,稼働しつつある.
個人行動記録映像の有機的検索:得られた映像データからお互いに関連の強い断片をまとめ,それを基に検索やデータ提示を行う手法を開発した.これにより,欲しいデータの画像的な特徴や場所・時刻のようなメタデータが得られない場合でも,欲しいデータを得ることが簡単になる.現在は,その手法を実装し,大量のデータに適用することが可能かどうかをチェックしている段階である.
コミュニケーション行動を含んだ個人行動記録の検討:装着者どうし,または,装着者と遠隔地にいる作業教示者が対話する場合を想定し,システムの設計を行った.また,このような場合に,データから得られる情報を行動の記録としてどのように蓄積し,検索すれば良いか,また,そこからユーザに対してどのような支援が可能であるか等を検討している段階である.特に,遠隔地の人間同士のコミュニケーションを行動記録データとして使うのは世界でも初めての試みであり,今後,一層注力していく予定である.

  • Research Products

    (6 results)

All 2005 2004

All Journal Article (6 results)

  • [Journal Article] Interactive Media for Gently Giving Instructions-Basic idea of watching and teaching users2005

    • Author(s)
      T.Kosaka, Y.Nakamura, Y.Ohta, Y.Kameda
    • Journal Title

      Proc.AISB Symposium on Conversational Informatics for Supporting Social Intelligence & Interaction (掲載予定)

  • [Journal Article] Object Tracking and Object Change Detection in Desktop Manipulation for Video-based Interactive Manuals2004

    • Author(s)
      Y.Tsubuku, Y.Nakamura, Y.Ohta
    • Journal Title

      Pacific-Rim Conference on Multimedia

      Pages: 104-112

  • [Journal Article] Video-Based Interactive Media for Gently Giving Instructions2004

    • Author(s)
      T.Kosaka, Y.Nakamura, Y.Kameda, Y.Ohta
    • Journal Title

      Proc.8th Int'l Conference on Khowledge-Based Intelligent Information & Engineering Systems

      Pages: 411-418

  • [Journal Article] 映像インデキシングのための注目領域検出と言語との対応付けの検討2004

    • Author(s)
      山本治由, 中村裕一, 大田友一
    • Journal Title

      情報科学技術フォーラム(FIT2004)

      Pages: I-045

  • [Journal Article] Relevance Feedbackを用いた個人行動記録の検索2004

    • Author(s)
      小泉敬寛, 中村裕一, 大田友一
    • Journal Title

      情報科学技術フォーラム(FIT2004)

      Pages: I-006

  • [Journal Article] 会話シーンを対象とした映像コンテンツの取得と編集2004

    • Author(s)
      西崎隆志, 尾形涼, 中村裕一, 大田友一
    • Journal Title

      画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2004)

      Pages: 451-456

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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