2004 Fiscal Year Annual Research Report
「占領期新聞情報データベース」作成への新聞紙面データベース化パターンの構築
Project/Area Number |
16650052
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
山本 武利 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30098412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷川 健司 筑波大学, 人文学部, 助教授 (10361289)
土屋 礼子 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (00275504)
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Keywords | 占領期 / 新聞 / 雑誌 / データベース / プランゲ文庫 |
Research Abstract |
科研費萌芽研究概要 研究代表者と研究分担者はそれぞれの専門領域に応じて分担を決め、担当領域のマイクロフィルムを入手した。また必要とする占領期文献の収集をおこなった。さらにデータベースの原資料である「プランゲ文庫」そのものを所蔵している米国メリーランド大学の司書に資料整理、分類上の意見交換やデータベース作成上の問題点を検討いた。またアメリカでは国立公文書館やニューヨークのコロンビア大学で関連資料や検閲文書の収集にあたった。さらに中国の社会科学院や首都図書館で日本占領にかんする中国側の文献の収集にあたった. 3人は定期的に東京あるいは大阪で打ち合わせの会議を行った。各人が自分の専門領域の中からもっとも占領期の新聞の特色を示す新聞を選び、さらにどの記事が典型的な代表性をもっているかを検討した。 データベースは基本的には「占領期雑誌目次データベース」(代表山本武利)を踏襲し、それとの関連性を持たせた方がよいとの考えで、雑誌分類番号(Prange Control No.)、タイトル、タイトル(英文)、発行所、発行人、編集者、キャッチフレーズ、発行日、ページ(面)、写真の有無、検閲情報の有無という12項目を基本情報として挿入することとなった。またキーワード検索向上のためには、タイトル以外にも人名、地名、国名など固有名詞を最低5個選ぶこととなった。 この方針で紙面データベース化パターンを構築し、各時期の紙面のデータベースを作成した。
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