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2005 Fiscal Year Annual Research Report

体育系高等教育機関の組織戦略と評価を考える

Research Project

Project/Area Number 16650152
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

三木 ひろみ  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (60292538)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡出 美則  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (60169125)
Keywords高等教育機関 / キャリア教育 / インターンシップ
Research Abstract

体育系大学・学部の組織戦略およびその評価方法について検討することを目的とし、本年度は以下の研究を実施した。
1.体育系大学・学部の指向について
容易に更新することができ、また受験生や社会に対して各大学が独自性をアピールすることのできるホームページを分析の対象とした。15の体育系大学・学部のホームページの構成と提供している情報について分析した結果、学部内のコース構成や教育内容よりも進路や就職に関するページを上位に置いている大学・学部が多く見られた。また、外国語での情報提供、Q&A、リンク集等によって、多様なビューアーに理解されやすい工夫がなされている。
2.入学者(受験者)のニーズとの対応について
体育系大学・学部の多くが、就職や将来の進路との関係、キャリアガイダンスを強調していることから、筑波大学の学生を対象に、将来の就職や進路についての入学者の希望について調べ、大学での教育や体験が入学者のニーズにどのように対応しているかを検討した。その結果、学部側では、関連する職業や進路を示してはいるが、入学者の知識や意識は十分に明確であるとはいえず、入学後の大学での学習や経験を活かして就職につなげることができていない様子がうかがえた。様々な職業で要求される知識や能力を保証する授業やインターンシップは整ってきているので、学生の職業意識や職業に関する知識を醸成する必要があると言える。
3.海外の教育組織の大学院生のインターンシップ
大学院生のインターンシップと学部生の授業を結びつけているオハイオ州立大学教育学部身体運動教育サービス学科の教育システムについて分析した。大学教員は、大学院生を初任教員研修と類似の方式で指導し、学部生の一般体育の授業に当たらせている。指導案や指導法に関しては長年の蓄積があり、指導マニュアルを参考にしている。また学部生の教育実習においては、実習校の教員だけでなく、元ベテラン教員のスーパーバイザー、大学教員の3者で指導と評価を行っている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 体育学部生を対象としたキャリアプランニング-問題解決学習としての「総合学習」の試み-.2005

    • Author(s)
      三木ひろみ
    • Journal Title

      第25回記念日本スポーツ教育学会国際大会Proceedings

      Pages: 258

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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