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2004 Fiscal Year Annual Research Report

嗅覚アミューズメント性を生かした科学教材システムの開発と科学教育への活用

Research Project

Project/Area Number 16650204
Research InstitutionFukui National College of Technology

Principal Investigator

吉村 忠与志  福井工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (60042991)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 上島 晃智  福井工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (20193790)
田中 一成  (株)オリオンエンジニヤリング, 工場長
Keywords嗅覚アミューズメント性 / 匂い発生装置 / パソコンUSB管理システム / 匂い物質の教材
Research Abstract

あらゆる分野では音声や動画といったアミューズメント情報がコンピュータ管理されるようになり、それに関わる技術が開発されつつある。しかし、匂いに関する情報を管理するシステムは未開発であり、嗅覚を伴うアミューズメント性を持った教育システムやゲームシステム等の実用化を本研究の目的とした。本研究では、科学教育では重要なテーマである化学物質の匂いの管理を実施し、教材化することが課題である。匂いを伴う化学物質の教育において、任意に配香したい時点で選択した匂いをコンピュータ管理の下で発生する教材システムを開発している。本年度は、複数種の匂い物質をコンピュータ管理の下で発生する教材システムのプロトタイプを開発した。近年のパソコンはUSBバスが標準であり、USBバスを利用した。
具体的には、平成16年度ではつぎのような研究成果を上げた。
(1)匂い化学物質の保存管理において、匂いを有する化学物質に関する嗅覚体験の科学教育利用を想定して、化学物質8種類を厳選して、匂い物質を水溶液と水性高分子粒子に封じ込めて、匂い物質を固定化した。安定した匂い発生方法を検討し、その保存と管理の方法を検討した。匂い物質は市販されている化合物を水やエタノールに溶かして水性高分子粒子に溶け込ませた。
(2)コンピュータ制御の匂い発生装置のプロトタイプを設計し開発した。コンピュータ制御を行ううえで、USB-I/O(by Km^2)キットでコントロールして、匂い発生コンピュータ制御USBシステムを開発した。制御プログラムはVisual Basicにより開発した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] インターネットによる匂い配信システムの構築2004

    • Author(s)
      坂下佳隆, 吉村忠与志
    • Journal Title

      平成16年度日本化学会近畿支部北陸地区研究発表会要旨集

      Pages: 189-1

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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