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2004 Fiscal Year Annual Research Report

文部(科学)省国費学部留学生の日本留学体験‐大規模追跡調査のための基礎研究‐

Research Project

Project/Area Number 16652037
Research InstitutionTokyo University of Foreign Studies

Principal Investigator

宮城 徹  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 助教授 (30334452)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 花薗 悟  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 講師 (40334453)
Keywords国費学部留学生 / 学部進学予備課程 / 留学生日本語教育センター修了生 / 中途退学 / アイデンティティ / 人間的成長
Research Abstract

(1)修了生データの整理 2000年度以降、整理が滞っていた修了生データを新しいデータ管理ソフトを用いて整理する作業が順調に進められている。ただし修了生が世界的規模で移動しているため、なかなか現住所が把握できない問題があり、現在所属センターのホームページ上に修了生が自らアクセスして自己データの修正を行なえるようなシステムを導入できないか検討している。
(2)研究分担者と共同、あるいは分担して、東北大学、大阪大学、名古屋大学、神戸大学などに赴き、現在在籍中の修了生に面接し、状況を調査すると共に、本研究の目指している方向性(修了生のアイデンティティや成長を大規模に調査研究する)が妥当なものかどうかを検討した。多くの修了生がその方向を支持する発言を行っている。
(3)代表者は、2005年2月にシンガポール、マレーシアに調査に赴き、母国に帰って活躍している70年代、80年代の修了生数名に面接した。ここで日本留学の長短両面が熱心に語られ、また彼らが日本留学を通して、自らの人生において大きな舵取りを行なったことも語られた。日本に残っている修了生だけではなく、世界に散っている修了生の追跡調査が必要であるという実感を得た。また各国の教育事情、日本社会に対する認識の変化など、日本留学への認識も大きく変わってきているという現実を目の当たりにすることができた。
(4)代表者は、2004年12月、オセアニア教育学会にて、上記修了生データに基づく「中退者の特徴」について研究発表を行なった。その発表をもとに、同学会に論文を投稿した(現在査読審査中)。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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