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2004 Fiscal Year Annual Research Report

プロジェクトの知的マネジメントを支援するスマート情報モデルの定式化

Research Project

Project/Area Number 16656268
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

青山 和浩  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80222488)

Keywordsプロジェクトマネジメント / 階層構造 / WBS / IDEF0 / トップダウン指向情報モデル / ソフトウェア設計 / ワークフロー / システム設計
Research Abstract

プロジェクトを知的に支援するシステムの構築とそのシステムにおける情報モデルの具体的な提案を目的としている本研究では,本年度(初年度)において,一般的なプロジェクトマネジメントのシステム支援の状況,および既存の研究などを調査した.その結果,プロジェクトを構成する様々なアクティビティの役割を明確にし,アクティビティの情報の流れを考慮したプロジェクト情報の表現と,プロジェクトの成果物に関する情報の表現について十分に検討する重要性を確認した.一方において,プロジェクトで扱うべき作業情報のモデル化としては,作業の情報を階層的に分解するWBSや,仕事間の流れを表現するIDEF0を参考にしてモデル化することが有効であるとされている.これに対しては,プロジェクトにおける作業情報のモデル構造の定義を行い,タスク間で流れる情報としての成果物のモデルを検討した.具体的には,プロジェクトにおける作業の情報を個々のタスクの集合として表現し,任意の作業構造を構築可能なモデルを提案した.さらに,成果物に関する情報の記述方法を検討するにあたっては,対象となるタスクとして成果物のモデルが複雑な構造を形作るシステムおよびソフトウェア設計を例として考え,この時の成果物のモデルとして著者らが提案するトップダウン指向情報モデルを用いることを検討し,その適用性を検証した.提案しているトップダウン指向情報モデルでは,設計対象は実体モデルと属性モデルと関係モデルから構成されているが,プロジェクトメネジメントを実現する上では,以下の情報操作の機能が必要であることが確認され,次年度の研究課題を具体的に列挙した.
・プロジェクトの情報をタスクの集合として表現し,タスク間の関係及び階層構造を持つ情報モデルを提案する.
・成果物情報の効率的な情報生成のための操作機能を提案し,生成された成果物の情報をプロジェクト情報と関連づけて記述管理する機能を提案する.

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] ソフトウェア設計を支援するためのソフトウェアのモデル化と可視化2004

    • Author(s)
      丹羽, 青山
    • Journal Title

      Design Symposium2004 講演論文集

      Pages: 61-64

  • [Journal Article] システム開発の上流設計におけるテストケースとシナリオ2004

    • Author(s)
      丹羽, 青山
    • Journal Title

      日本機械学会 第14回 設計工学・システム部門講演会 講演論文集 No.04-38

      Pages: 180-183

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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