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2004 Fiscal Year Annual Research Report

多様な酸アミド結合を有するポリフェノールの検索と体内抗酸化機能・設計

Research Project

Project/Area Number 16658054
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

五十嵐 喜治  山形大学, 農学部, 教授 (00111336)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 英世  山形大学, 農学部, 助教授 (60235380)
Keywordsポリフェノール / 酸・アミド結合 / 抗酸化機能 / 初代培養肝細胞 / アラニンアミノトランスフェラーゼ / AST / マイトジェン活性 / フキ
Research Abstract

赤クローバー葉、フキのメタノール可溶画分のうちDiaion樹脂に吸着し、メタノールで溶出可能な画分をポリフェノール画分とし、この画分から酸アミド結合を有するポリフェノールの検索を行った。各種カラムクロマトグラフィーで分画を行った後、フォトダイオードアレイ検出器を搭載した逆相HPLCを行って目的物質の存在を確認するとともに、酸アミド結合を有するポリフェノールを分取HPLCCを行って単離しつつあるところである。一方、この過程でポリフェノールと有機酸がエステル結合を有する化合物を単離、その化学構造の決定を行った。また、フキポリフェノール画分、および有機酸ポリフェノールエステル体についてはその抗酸化機能について四塩化炭素負荷初代培養肝細胞を用いて検討した。その結果、ポリフェノール、エステル体のいずれも四塩化炭素負荷によって上昇するアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)活性を抑制する傾向を示し、エステル体あるいはフキポリフェノールを構成してことが予想される酸アミド結合性ポリフェノールが酸化障害を防御する可能性が示唆された。一方、これらのポリフェノールはD-ガラクトサミン負荷によって誘導される初代培養肝臓細胞上で細胞毒性を緩和することがマイトジェン(MTT)活性の測定から明らかとなった。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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