2004 Fiscal Year Annual Research Report
DNA Vaccinationによる膜機能蛋白に対する抗体作成
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16659065
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
谷口 泰造 神戸大学, バイオシグナル研究センター, 講師 (70346253)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 尚亮 神戸大学, バイオシグナル研究センター, 教授 (60178499)
白井 康仁 神戸大学, バイオシグナル研究センター, 助教授 (60263399)
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Keywords | DNA vaccination / 膜蛋白 / 抗体 / 抗体療法 / 構造解析 |
Research Abstract |
研究課題を達成するために、平成16年度は以下の研究を遂行した。 1:DNA vaccinationによるマウスの免疫法の検討 前処置:マウスの下腿筋を筋障害をもつ薬剤にて前処置を施し、回復過程にある時期にDNAを投与することによりマウスの免疫効率を上げることに成功した。 発現プロモーター:種々のプロモーターを比較した結果、免疫効率を上げることに適しているプロモーターを見いだした。 上記検討を行うことで、現在PDGF受容体に関しては、vaccination後24匹中21匹の血清抗体価の上昇を確認した。現在は、同マウスからの脾細胞をもとにハイブリドーマクローンの樹立を試みている。 2:抗体の精製及び機能の検討 培養上清から抗体を純度95%以上に精製することに成功し、現在は同抗体を用いて抗体の機能を検討している。 3:抗体遺伝子のクローニング法の検討 既に樹立しているタウ蛋白に体する抗体を産生するハイブリドーマクローンからPCR法を用いて、同クローンが産生するタウ抗体の遺伝子のクローニングを行った。今後、受容体に対する抗体を産生するクローンに本法の適用を目指す。 4:抗原・抗体複合体の結晶化 タウ蛋白とそれに対する抗体との複合体の結晶化に取り組んでいる。現在は、微小結晶を認めるのみである。次年度には単結晶の構築法を確立することを目指しているが、本検討から得た知見は今後、受容体と抗体の複合体の結晶を作成する上で重要な知見となることが期待される。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Effects of different anti-tau antibodies on tau fibrillogenesis : RTA-1 and RTA-2 counteract tau aggregation.2005
Author(s)
Taniguchi, T., Sumida, M., Hiraoka, S., Tomoo, K., Kakehi, T., Minoura, K., Sugiyama, S., Inaka, K., Ishida, T., Saito, N., Tanaka, C.
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Journal Title
FEBS Letters 579
Pages: 1399-1404
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[Journal Article] Structural evaluation of conformational transition state responsible for self-assembly of tau microtubule-binding domain.2005
Author(s)
Minoura, K., Mizushima, F., Tokimasa, M., Hiraoka, S., Tomoo, K., Sumida, M., Taniguchi, T., Ishida, T.
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Journal Title
Biochem Biophys Res Commun 327
Pages: 1100-1104
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[Journal Article] Activation and translocation of PKCdelta is necessary for VEGF-induced ERK activation through KDR in HEK293T cells.2004
Author(s)
Kuriyama, M., Taniguchi, T., Shirai, Y., Sasaki, A., Yoshimura, A., Saito, N.
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Journal Title
Biochem Biophys Res Commun 325
Pages: 843-851
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