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2004 Fiscal Year Annual Research Report

生体蛍光検出装置を用いた遺伝子発現の画像化システムの開発

Research Project

Project/Area Number 16659389
Research InstitutionKagawa University

Principal Investigator

田宮 隆  香川大学, 医学部, 助教授 (50252953)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 河井 信行  香川大学, 医学部附属病院, 講師 (40294756)
松本 義人  香川大学, 医学部附属病院, 講師 (80311827)
Keywordsgene therapy / gene expression / glioma / adenovirus vector / Herpes virus vector
Research Abstract

今回我々は、生体内での遺伝子の発現とその分布を正確に把握するための方法として、生体蛍光検出装置を用いた生体内での外来遺伝子発現の画像化システムの開発を行っている。ルシフェラーゼ遺伝子をウイルスベクターを用いて細胞に導入発現し、生体蛍光検出装置を用いて、in vivoで遺伝子発現の画像化システムの開発を目的としている。
現在、ルシフェラーゼ遺伝子を恒常的に発現する腫瘍細胞を作成し、その生体内での状態を、生体蛍光検出装置で画像化した。さらに、治療遺伝子(薬剤感受性遺伝子)を持ったウイルスベクターを投与し、その治療効果を検討している。さらに治療遺伝子(薬剤感受性遺伝子・Cytochrome p450)とルシフェラーゼ遺伝子ぼ両方を持つアデノウイルスベクターを作製を行っている。これにより、生体内での遺伝子発現の画像化を試みている。また、作製したアデノウイルスベクターを用いて種々の脳腫瘍培養細胞での遺伝子発現の状態をX-Gal染色、免疫染色で詳細に検討する予定である。
今後は、脳腫瘍モデル、あるいは皮下腫瘍における遺伝子発現の状態を生体蛍光検出装置で検出可能かどうか検討し、さらに、その遺伝子発現状態とCytochrome p450遺伝子・cyclophosphamideの薬剤感受性遺伝子治療の効果を比較検討し、脳腫瘍における遺伝子発現の画像化システムの開発と効果的な薬剤感受性遺伝子治療の改良を目指している。また、ルシフェラーゼにより代謝される薬剤を投与することにより、PETによる画像化も検討している。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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