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2004 Fiscal Year Annual Research Report

新たな遺伝子発現抑制法を用いた難治性疼痛発症機序解明(遺伝子治療に向けて)

Research Project

Project/Area Number 16659421
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

真下 節  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60157188)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 上林 卓彦  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (10273640)
井上 隆弥  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (00335358)
KeywordssiRNA / 遺伝子発現抑制 / in vivo
Research Abstract

まず、準備段階として、マウスを麻酔後、脊髄くも膜下腔内に3μLのインドシアニンブルー染色液をマイクロシリンジを用いて投与し、その後脊髄を取りだし、確実に脊髄くも膜下腔内に投与できていることを確認した。In vivo神経系でのsiRNA効果を前実験段階として確認するべく、次の実験を実施した。siRNAの配列は培養細胞を用いた系ですでにノックダウンが確認(報告)されたものを購入(Qiagen : Control Library siRNA)した。ポジティブコントロールにmouse MAPK1 siRNAを、ネガティブコントロールにnegative control siRNAを採用した。0.3nmol/3μLのポジティブおよびネガティブコントロールsiRNAの脊髄くも膜下腔内投与を行った。投与3日後、両剤投与マウスは明らかな運動障害等の異常は認めなかった。ノックダウン成否の確認に、脊髄腰膨大部組織よりRNA(5μg)を抽出し(Qiagen)、MAPK1の発現をリアルタイムRT-PCR(ABI Prism7700)およびTaqMan*Gene Expression Assays(ABI)にて行った。その結果、今回用いた濃度のsiRNAではMAPK1の発現の抑制は認められないことがわかった。今後は、さらに高濃度のsiRNAを投与する予定である。さらに、それでも発現抑制が認められなかった場合、脊髄に直接注入する方法を検討する。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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