2004 Fiscal Year Annual Research Report
断面画像サブトラクション法による下顎動態3次元解析システムの構築
Project/Area Number |
16659518
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
西山 秀昌 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (60243250)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 純一 新潟大学, 医歯学総合病院, 助手 (40283022)
田中 礼 新潟大学, 医歯学総合病院, 助手 (30323992)
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Keywords | 個人情報保護 / セキュリティ / 画像解析 / 顎運動 |
Research Abstract |
1.システム環境の構築 (1)画像位置情報および患者情報が含まれたDICOM形式およびDICOM形式に準じたファイルを取り扱うため、個人情報保護に留意し、セキュリティを重視したイントラネットを構築した。閉鎖系の画像診断LANとインターネットに解放されている研究室のLANとが別系統であるためファイアーウォール兼VPNルータを多層化した。これにより、外部からのアクセスを遮断し、データを安全に取り扱うことが可能となった。 (2)解析対象のCT画像ファイルをデータベース化し、イントラネットからのアクセスが容易なシステムを構築した。画像はDVD保管とし、各DVDメディアは、管理ソフトによって部外者が容易に取り出せないシステムとした。 2.システムの構築(途中) (1)JAVAで作成した解析用ソフトを端末に移植した。開閉口運動に伴うスライスの重ね合わせが可能なことを確認し、アフィン変換の精度確認を行った。 (2)端末からサーバを解して画像データへアクセスし、解析処理のテストを行った。 3.精度の計測(途中) (1)CT画像に対し、本システムを適応した。 (2)両側顎関節の開閉口時の矢状断MPR画像の重ね合わせから3次元アフィン変換パラメータを算出した。 (3)上記3次元アフィン変換パラメータを用いて閉口時の任意点(外側極、筋突起先端)の開口時の位置を予測した。 (4)予測された計測点の座標と、開口時の実際の計測点の座標のずれから、本システムの精度を算出した。 (5)CT画像における本システムの精度については、第46回日本歯科放射線学会総会(2005年5月12日-14日)にて発表する予定である。
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