2004 Fiscal Year Annual Research Report
e-ラーニング技術による看護過程学習支援システムの開発
Project/Area Number |
16659593
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
中野 正孝 三重大学, 医学部, 教授 (00114306)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 洋一 茨城県立医療大学, 人間科学センター, 教授 (90113969)
本多 正幸 長崎大学, 医学部・歯学部附属病院, 教授 (10143306)
中井 桂司 三重大学, 医学部, 助手 (10303744)
高田 孝広 三重大学, 医学部, 講師 (20303745)
櫻井 しのぶ 三重大学, 医学部, 教授 (60225844)
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Keywords | e-ラーニング / 学習支援システム / 全国調査 / 教材開発 / ASP / 看護過程 / 健康づくり / 健康情報 |
Research Abstract |
本年度は、全国看護系学校を対象に実施した学習支援システムに関する調査結果をもとに、e-ラーニングを活用した教育の実態、今後の導入の可能性、導入に対する意見・意識、e-ラーニング教育のための教育用設備・施設の整備状況等を分析した。この結果と、インターネットを使った調査結果から、今後の看護におけるe-ラーニングを活用した教育のあり方や方法を検討し、教材開発の問題点や基本的方針を確認した。 そして、地域における看護過程学習支援システムを作成するために、全国市区町村を対象にした健康手帳の活用に関する調査結果を集計し、保健師の活動及び健康情報に関しての意見、取り組み、思考過程等を分析した。さらに、三重県において、医師会、歯科医師会、薬剤師会等を対象に、健康づくりのための健康情報の管理・活用についての調査を行うとともに、住民の健康づくりに関する意識や支援のための健康情報についても調査を行った。その結果、単なる学生用の学習支援システムではなく、より実践的に住民の健康づくり支援にも対応する教材の開発に向けての基礎的なデータと知見が得られた。 実際の学習教材の開発については、特に地域看護活動における看護過程の学習を支援するため、これまで作成してきた健康づくりの教材(「食生活・運動編」「タバコ・酒・ストレス編」「病気の予防・歯の健康編」の3コース)について、教材作成支援ソフトウェアを用いて試作し、問題点等を検討した。なお、これらの教材については、インターネットのつながる環境であれば、複数の施設において学習することが可能になるように、ASP (Application Service Provider)型対応版として、開発を進めてきた。
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Research Products
(6 results)