2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16659621
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
池松 裕子 名古屋大学, 医学部, 教授 (50296183)
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Keywords | 心タンポナーデ / Dysphoria / 不穏症状 |
Research Abstract |
データ収集予定施設であるCase Western Reserve大学病院のリサーチナースであるLaura Hickelと電子メールでのやりとりにより、同大学関係者の研究協力が必要であるとの判断から、同病院CCUのCNSであるJannet Kloosの協力を得ることで許諾を得ることができた。その後、大学の倫理審査会(Institutional Review Board:IRB)の申請書類を整え、8月14日から19日まで渡米して、IRB managerのPhil Colaと面談し、IRB申請書の修正、科研費の支払い方法などについて協議した。同病院の施設使用料については病院と本学との間でsubcontractを結ぶ方針となった。また、研究の具体的な手順について検討し、データ収集場所を外来からICUへと変更し、それに伴ってデータ収集方法を修正した。研究協力者のJannet Kloosとも数回面談し、役割分担を明確にした。データ収集を行う大学院生の募集と採用、ICU師長の許諾レターの取得をJannetが担当する。大学院生は患者インタビューに先立ち、該当ICUの医師・看護師に研究概要を説明することとした。また、大学院生が患者に説明する説明文、医師・看護師への説明文、心タンポナーデ患者が入室した際に知らせてもらえるように周知するポスター、インタビュー用紙などを作成した。帰国後、さらにIRB申請用紙を修正してLauraへ送り、同大医学部IRBに提出した。10月25日に医学部IRBから許可が下り、その後全学IRBに提出された。現在、その結果を待っているところである。 インタビュー調査に先立ち、カルテレビューした研究の論文はAmerican Journal of Critical Careに投稿したが、現在投稿を受け付けておらず、Heart and Lungに投稿した。9月に査読結果が届き、現在論文修正中である。
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