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2004 Fiscal Year Annual Research Report

複合現実感を用いた人形型デバイスによるアニメーション動作入力支援環境の設計と構築

Research Project

Project/Area Number 16700088
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

高橋 伸  筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (00272691)

Keywordsアニメーション / 複合現実感 / 人形型デバイス / モーションキャプチャ / ARToolkit / ヘッドマウントディスプレイ
Research Abstract

本年度は、システムの実装としては基本部分の実装を行った。まず、「キャラクター模型とグラフィックスの画像を重ね合わせ」の実現のため、備品として購入した市販のヘッドマウントディスプレイ(HMD)とUSBカメラを用いて複合現実感環境の基本部分を構築した。実現にはARToolkitを利用した。これによって、ユーザはHMDを装着すると、キャラクター模型にポーズをつけてその動きを入力する際に対象となるグラフィックスを重ね合わせて見ることができる。
また、この環境でキャラクターの動きの入力のために使う模型のテストを行った。完成品の人形をそのまま入力に用いることもできるが、それでは決まった形状のものしか扱えない。そこで、組合せて新たな形状を作成できるものも試した。一つは、プラモデルの部品として販売されている関節部品とプラスチックのパイプを組み合わせたもので、工作により様々な形の模型が作成できる。また、ZOOBと呼ばれる5種類の部品を組み合わせて模型を作成する玩具も使用した。これらを用いることで人間以外の動物等の模型を使って、それらの動きを入力することができる。
さらに、平行して、ペン入力による草花のモデリング手法、2次元イラストレーション風レンダリングに適した3次元曲線によるモデリング手法、また、効果線のペン入力による2次元アニメーション入力および表現手法、などの研究を行い、その本研究への応用を考えた。また、それらをACM SIGGRAPHやIEEE Symposium on Visual Languagesなどの会議へ発表し、これらの研究に関する議論を行い、関連する研究について調査を行った。

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Effect lines for Specifying Animation Effects2004

    • Author(s)
      Yoshikazu Kato, Etsuya Shibayama, Shin Takahashi
    • Journal Title

      Proceedings of the IEEE Symposium on Visual language and Human Centric Computing (VL/HCC'04)

      Pages: 27-34

  • [Journal Article] SilF : 3Dアウトラインによる擬似3D表現を用いたスケッチツール2004

    • Author(s)
      米澤航太, 高橋伸, 柴山悦哉
    • Journal Title

      Visual Computing/グラフィックスとCAD合同シンポジウム2004予稿集

      Pages: 13-18

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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