2005 Fiscal Year Annual Research Report
ハンディカメラ映像に対するシーン分析と自動アノテーション
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16700113
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| Research Institution | Osaka Prefecture University |
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Principal Investigator |
小島 篤博 大阪府立大学, 総合教育研究機構, 助教授 (80291607)
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| Keywords | 動画像処理 / 自然言語生成 / アノテーション付与 / 移動カメラ / 人物行動認識 / 物体形状と機能 / 映像文法 / インデクシング |
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| Research Abstract |
本年度は移動カメラによる撮影映像に特有の低レベル画像処理方式、映像の構図分析方式、自然言語アノテーションの生成方式について検討した。特に移動カメラの画像処理方式については、車載カメラによる連続画像を用いた標識認識手法、ならびに移動ロボットに搭載したカメラによる動物体検出手法の2手法について検討した。前者は色情報を用いた領域抽出とCONDENSATIONアルゴリズムによる追跡、さらには領域の重ね合わせによる認識精度向上が有効であることを確認した。また後者では、特徴点の追跡と時系列上でのクラスタリングを行い、動物体領域と背景領域との分離が可能であることを確認した。これらの研究成果についでは、研究会等で発表するとともに学術雑誌、国際会議に投稿中である。
また、映像中のシーンの構図を分析する手法については、人物の手の動きなど詳細な挙動を分析することで、形状モデルをあらかじめ与えることなく、動作の対象となる物体の種別を推定することが可能な手法の検討を行った。この一連の研究は、本課題と並行して実施しているものであるが、撮影対象のシーンを分析するという目的において関連性が高いものである。本年度は特に、人物の挙動を分節化するとともに、それに伴う対象物体領域の変化を詳細に観察することにより、対象物のカテゴリを段階的に絞り込む具体的な手法について検討し、現在研究成果を国際会議に投稿中である。
自然言語アノテーションの生成については、シーンの構図の分析に伴い、人物領域といった前景と、その他の配置物体との位置関係を自然言語の語彙で表現する方式について検討している段階であり、来年度にかけ具体的な手法として検討するとともに発表する予定である。
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Research Products
(5 results)
