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2005 Fiscal Year Annual Research Report

アルゴリズムに応じた知識獲得手法の研究

Research Project

Project/Area Number 16700130
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

金子 知適  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (00345068)

Keywordsゲームプログラミング / 機械学習
Research Abstract

今まで知識なしで動かしていたアルゴリズムに,知識を組み込むことで効率化する研究をおこなった.また、ハードウェアの進歩により扱えるデータの量が増えた利点を活用し,組み込む知識を自動的に獲得させる際に大規模な計算を行うことで信頼性を追及した.
対象としては適度に複雑でかつ成果が期待できる題材として,探索問題の一つである将棋及び囲碁のプログラムを選び,そこで用いられるアルゴリズムと知識の組み合わ方を整理し,そのような知識を自動的に獲得することを目標に研究を行なった.
将棋においては,depth first proof number searchを知識を用いて効果的に活用するための研究として次の3点を進めそれぞれ成果を得た.(1)詰将棋探索の制御に知識を用いて効率的に詰を発見することと,その知識を統計に基づき自動的に獲得すること.(2)将棋の終盤において,攻め合いでの一手勝を計算可能とするために,詰や必至の概念を一般化した探索の枠組の精緻化と,その効率化のための知識の利用.(3)探索の一種であるProbeCutにおいて,知識の利用に基づく性能の向上.また、囲碁においては、モンテカルロ法における知識の利用とそのトレードオフを明らかにした.
また作成中の囲碁,将棋のプログラムに対して,今までに獲得した知見を組み込む作業をしており,その総合的な強さを評価することで本研究の手法の有効性を示す予定である.

  • Research Products

    (3 results)

All 2005

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 新規節点で深さ優先探索を利用するdf-pnアルゴリズム2005

    • Author(s)
      金子他
    • Journal Title

      第10回ゲーム・プログラミング ワークショップ 15

      Pages: 1-8

  • [Journal Article] Enhancement of Dual Lambda Search2005

    • Author(s)
      S.Soeda他
    • Journal Title

      The 10th Game Programming Workshop 15

      Pages: 150-153

  • [Journal Article] 将棋におけるProbCutの静止探索への応用2005

    • Author(s)
      竹内他
    • Journal Title

      情報処理学会研究報告 2005-GI-14

      Pages: 9-15

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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