• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2004 Fiscal Year Annual Research Report

ささやき声の音響的特徴と音声分析用データベースシステムの構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16700159
Research InstitutionHokkaido University of Education

Principal Investigator

今野 英明  北海道教育大学, 教育学部函館校, 講師 (20234958)

Keywordsささやき声 / 音声分析 / 音声データベース / Web / HTTP / 関係データベース
Research Abstract

本研究は,通常音声とは異なる音声を使って言語音知覚の機構解明を目指す立場からささやき声の音響的特徴を明らかにするとともに,音声データと分析結果を効率的に管理・利用・提供するためのWeb-データベース連携システムの構築を目的とするものである。
本年度は,特徴分析に使用する音声データの整備として,ささやき声と通常音声の各々につき,110単音節音声,216音素連鎖バランス単語,孤立発声の種々の持続母音を,これらの種類に対応する単音節や単語等の発話単位で切り出し保存して約9500個の音声ファイルを得た。さらにこの中の特定の話者の音素連鎖バランス単語を分析し,ささやき声と通常音声の各々について音素単位の音響モデルを作成して音声認識実験を行ったところ,認識結果は良好であった。これより,音声データに半自動的な音素ラベリングを施して,さらなる特徴分析を行うことが可能と考えられた。
また,各種文書等の蓄積・提供用に運用しているWeb-関係データベース連携システムの汎用性を高めることで,ネットワークを介した音声データの提供用システムとして動作させるための検討と実装を行った。動作検証のために,上記の音声ファイルをすべてシステムに登録して試験用サイトを構築し,Webブラウザと外部アプリケーションの連携により登録音声の聴取や分析が問題なくできることを確認した。さらに,コマンド操作によってシステムから音声データを取得し分析するために,クライアント側のコマンドインターフェースのプロトタイプを作成し,これを既存の音声分析コマンドと併せて使えることを確かめ,HTTPプロトコルを使った音声データ提供用のシステムとしての枠組みを整えた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 音声分析のためのWeb-データベース連携システムの検討2005

    • Author(s)
      今野英明
    • Journal Title

      日本音響学会2005年春季研究発表会講演論文集I

      Pages: 261-262

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi