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2005 Fiscal Year Annual Research Report

アフォーダンスベース・モーションキャプチャ

Research Project

Project/Area Number 16700180
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

安室 喜弘  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (50335478)

Keywordsアフォーダンス / モーションキャプチャ / 動作生成 / アニメーション / 形状情報 / 作業行動
Research Abstract

現在のモーションキャプチャ技術は,人物の動作をデジタル化し実在感のあるコンピュータグラフィクスで再現するというフィードバックに大きな効果を発揮し,すでに映像業界やゲーム産業をはじめ大きなマーケットを従えた技術となっている.しかし,本質的にはデジタル化したい動作は一度人間が"演じる"必要があり,人物に多数のマーカを取り付け複数のセンサで補足するため,使用環境を選ぶ手段でもある.
本研究では,作業を阻害することなく,現場で適用可能な動作計測スキームの確立を目指し,特に作業者の(1)姿勢と(2)手の動きについて注目しその計測手法について研究を行った.
(1)作業者の姿勢については,円環型のマーカを独自に開発し,肢体の姿勢計測に適用した.作業者への干渉が少なく,また少ないマーカ数およびセンサ数で高い計測自由度を実現する枠組みを提案し,スポーツ動作のような複雑な関節運動の計測に適用し,その有効性を示した.
(2)手の作業動作については,基本となる把持動作に注目して検討を行った.既存のモーションキャプチャシステムを用いて,既知の作業対象物体の形状特徴に基づいて条件を分類しながら,予め詳細な動作データを蓄積しておくことにより,任意の物体を把持する場合においても,効果的に蓄積データを参照することにより,尤もらしい自然な手の把持動作を生成する手法を新たに開発した.手と物体との総体的な位置情報を与えるだけで,手を伸ばし物体を把持する一連の動作を,自動的に生成しCGアニメーションで提示するシステムを実装し,提案手法の有効性を示した.(1)の肢体計測技術との組合せにより,実際の作業をモニターする用途や,作業を修得する際の訓練用見本教材を生成・提供する上で,効果が期待できる成果であると考える.

  • Research Products

    (6 results)

All 2005

All Journal Article (6 results)

  • [Journal Article] Projection-Based Assistance for Ultrasonic Diagnosis2005

    • Author(s)
      Yoshihiro Yasumuro
    • Journal Title

      IEEJ Trans.SM Vol.125, No.4

      Pages: 176-181

  • [Journal Article] 把持対象の特徴に基づく把持動作モデリング2005

    • Author(s)
      山崎仁之
    • Journal Title

      映像情報メディア学会技術報告 Vol.29, No.74

      Pages: 29-32

  • [Journal Article] 人間らしさを考慮した動作情報処理2005

    • Author(s)
      安室喜弘
    • Journal Title

      第10回パターン計測シンポジウム資料

      Pages: 35-38

  • [Journal Article] 体節へのマーキングによる関節体の動作計測2005

    • Author(s)
      三嶋潤平
    • Journal Title

      日本バーチャルリアリティ学会第10回大会論文集

      Pages: 501-504

  • [Journal Article] MEASUREMENT OF SPORT MOTION BY MARKING ON A SEGMENT WITH CIRCULAR-RING MARKER2005

    • Author(s)
      Jumpei Mishima
    • Journal Title

      International Workshop On Advance Image Technology

      Pages: P05-5

  • [Journal Article] Projection-based augmented reality with automated shape scanning2005

    • Author(s)
      Yoshihiro Yasumuro
    • Journal Title

      SPIE-IS&T Electron Imaging, Videometics VIII, Technical Program and Summary Digest

      Pages: 65

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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