• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2005 Fiscal Year Annual Research Report

XMLによるモデル記述型統計解析言語の設計と開発

Research Project

Project/Area Number 16700262
Research InstitutionTokyo University of Information Sciences

Principal Investigator

藤原 丈史  東京情報大学, 総合情報学部, 講師 (60348456)

Keywords統計解析システム / 統計解析言語 / 統計モデル / XML
Research Abstract

本研究は,統計解析システムにおいて,数式を直接に利用できるようなユーザインタフェースおよび統計解析言語を実現することで,ユーザの利便性を高めることを目標としている.統計解析におけるほとんどの統計モデルが数式で記述できることから,数式の取り扱いが統計解析システムにおいても重要な役割を果たす.しかし,既存の統計解析システムの多くは数式を直接に扱うことができない.したがって,本研究で実現する,数式が直接に利用できるということにより,さまざま利点がユーザにもたらされる.具体的には,直感的なプログラムの記述,認識が可能となる.さらにXML技術を用いることにより,プログラム,ライブラリなどをさまざまなシステム,アプリケーション間で相互利用でき,資源を有効に利用できるようになる.
本年度では,前年度に引き続き,数式を統計解析システムで利用するための言語設計のさらなる改善と,それにともなう実装を行った.実装においては,汎用統計解析システムJaspに対し,数式表現を用いたプログラミングと実行ができるように拡張を施した.数式はその意味と表現という2つの特性をもつが,本年度では数式の意味の観点から数式を入力,編集できるような実装を行った.これは,統計解析システムのように数式を評価,実行するというシステムでは適した方法であり,ユーザに対するインターフェースとして優れているといえる.また,数式の表現においてもユーザ自身が選択できるようにしており,統計解析システムのユーザインタフェースとしての新たな実現といえる.

Research Products

(2 results)

All 2005

All Journal Article

  • [Journal Article] 統計解析言語における数式表現の利用2005

    • Author(s)
      藤原丈史, 中野純司, 山本由和, 小林郁典
    • Journal Title

      2005年度統計関連学会連合大会講演報告集

      Pages: 415-415

  • [Journal Article] Using mathematical equations in a statistical programming language2005

    • Author(s)
      Takeshi Fujiwara, Junji Nakano, Yoshikazu Yamamoto, Ikunori Kobayashi
    • Journal Title

      Programme and Abstract in International Association for Statistical Computing 3rd World Conference on Computational Statistics & Data Analysis

      Pages: 62

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi