2005 Fiscal Year Annual Research Report
車椅子ロードレースが身体障害者に与える栄養学的影響-非運動群との比較-
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16700477
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| Research Institution | Kinki Health Welfare University |
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Principal Investigator |
元永 恵子 近畿福祉大学, 社会福祉学部, 講師 (20330516)
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| Keywords | 車椅子利用者 / 安静時代謝 / 栄養素等摂取状況 / 車椅子ロードレース |
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| Research Abstract |
平成17年度では、前年度と同様車いすロードレースランナーの安静時代謝量および栄養摂取状況調査、身体状況調査を実施した。新規の対象者をあまり得られなかったが、同一対象者において再度調査を実施できたので、前回の数値と比較し、個々人の変化について明らかにしたいと考えている。現在の調査段階では、得られた対象者を年代ごとに分類し、安静時代謝や食事摂取状況について比較を行っている。今後、さらに新規対象者を増やし、協力の得られる対象者に対してはハートレイトモニタリング等を実施し、安静時代謝量や日常生活行動パターンなどの詳細な情報を得たい。一方、運動習慣のない車いす利用者への調査依頼が少し延期となってしまったが、平成18年度前半に安静時代謝量の測定、栄養摂取状況調査、身体状況調査を実施する予定である。
本テーマは車いすロードレースランナーと非運動群との比較を中心に考えている。しかしながら、近年車いすスポーツはますます活発になり、多種多様な競技性と選手の身体状況を把握し栄養状態を把握することが重要であると思われる。現在は、まだまとめられていないデータを整理して、学会発表や論文発表を行うと同時に、運動習慣のある車いす利用者と運動習慣のない車いす利用者への調査依頼を行い、両者の違いをより明らかにし、改善点の検討を行うべく取り組んでいる。
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